まだまだ肌寒い今こそ、お家で楽しむにはもってこいなのが配信作品。最新の作品の中から注目作をピックアップしてご紹介します。(文・杉山すぴ豊、スクリーン編集部/インタビュー・斉藤博昭/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:ドラマシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン」より ディズニープラスにて3月5日(水)より独占配信 © 2025 MARVEL.

恐れ知らずの男が、堂々カムバック!
ドラマシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン」

画像: 新たなコスチュームは誰が作っているのかも気になる

新たなコスチュームは誰が作っているのかも気になる

杉山すぴ豊が解説! 本作の注目ポイント

 デアデビルが帰ってくる! 盲目でありながら超人級の身体能力を持つ弁護士マット・マードックが悪魔をモチーフにしたコスチュームに身を包み犯罪者と戦う、マーベルの中でもハードなアクション物。その最新作がディズニープラスに登場。これは2015年からネットフリックスで配信されていたドラマ「マーベル/デアデビル」の流れをくむ新シリーズ。

 事情を説明すると、かつてマーベルはネットフリックスと組んでこのドラマシリーズを展開。主人公を演じるのはチャーリー・コックス。当時、マーベル・シネマティック・ユニバース/MCUは立ち上がっていましたが、「マーベル/デアデビル」は映画チームとは別の部門が作っていました。なので、一応世界観的にはMCUですが、内容的に深く映画とはリンクせず、かなりアダルトで暴力的。人気シリーズにはなったのですが2019年からディズニープラスが立ち上がることが決まり、ネットフリックス版は2018年のシーズン3を持って終了。しかしながらチャーリー・コックス演じるデアデビルの評価は高く、ファンもついている。そこでマーベルはまずコックス版のこのキャラを映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」「エコー」に登場させMCUの住人であることを明快にし、改めてディズニープラスで彼が出演の「デアデビル」の続きを再開するという方法をとりました。

画像: カレン(デボラ・アン・ウォール)やフォギー(エルデン・ヘンソン)も続投!

カレン(デボラ・アン・ウォール)やフォギー(エルデン・ヘンソン)も続投!

 予告を見る限りネットフリックス版のトーンを引き継いでいます。本作でマットは何らかの理由でデアデビルであることを辞めている。そして彼の最大のライバルだった暗黒街のボス、キングピンことフィスクはなんとNYの市長に! しかしまた新たな脅威がNYを襲いマットはデアデビルに。マットはなぜマスクを脱いだのか?そしてなぜまた戦うのか?コミックに登場する別のヒーロー、ホワイトタイガーやパニッシャー、恐るべき殺人鬼ミューズ、そして宿敵ブルズアイと曲者キャラたちも多数登場。NYのストリートで繰り広げられるバイオレンスなマーベル・ユニバース、それがデアデビルなのです! 配信前にシーズン2の製作も決定。マーベルがいかに本作に期待しているかわかりますよね。

CHECK)ブルズアイが映画との橋渡しに!?

本作にはブルズアイというキャラが登場。コミックだと彼の脊柱にアダマンチウムが移植されています。アダマンチウムはウルヴァリンに移植された超合金で、映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でもフィーチャー。映画とつながる?!

画像: 宿敵キングピン(ヴィンセント・ドノフリオ)と対峙

宿敵キングピン(ヴィンセント・ドノフリオ)と対峙

デアデビルをキーワードで復習!

コスチューム
赤いイメージの強いデアデビルのコスチュームですがカラーは何度か変わっておりコミックの初登場時は黄色。なお黄色いデアデビルはドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」に登場します。

レーダーセンス
マットの持つ超感覚。彼は少年時代放射性物質を浴び視力を失いますが、その副作用で他の感覚が超人級に研ぎ澄まされ、特に音の反響で周りの状況を把握するこの力を手に入れます。

ヘルズ・キッチン
NYの中でも最も治安が悪いエリア。貧民街でそれをくいものにするギャングたちも多い。デアデビルはここに住む弱き人たちを守っています。なお現実のヘルズ・キッチンはいま高級エリアです。

ディフェンダーズ
ジェシカ・ジョーンズ、アイアン・フィスト、ルーク・ケイジ等のストリート系ヒーロー(いずれもネットフリックス版のマーベル物の主人公)と共にディフェンダーズと呼ばれるチームを組んでいたことがあるのです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ディズニープラスで独占配信中
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