女優部門の2〜20位も、初ランクインでトップ10入りを果たしたケイリー・スピーニーや、永遠の愛されスター、キャメロン・ディアスも久しぶりにランクインするなど、フレッシュな若手と共に映画好きにはたまらないベテラン俳優陣も顔を揃えた結果となりました。(文・清水久美子:2〜20位/デジタル編集・スクリーン編集部)
Photo by Kevin Mazur/Getty Images for Academy Museum of Motion Pictures

10位 キャメロン・ディアス

久しぶりのランクインとなったキャメロン。2014年の『ANNIE/アニー』出演後に演技活動を休止し、実質的には引退だと発言して、育児やワイン事業に専念してきたが、『ANNIE/アニー』や『エニイ・ギブン・サンデー』で共演したジェイミー・フォックスから誘われ、今年1月17日から配信中の『バック・イン・アクション』で約10年ぶりにカムバック。ジェイミーとCIAを引退した元エージェントの夫婦を演じている。今後もキアヌ・リーヴス共演の『Outcome』などが進行中だ。

読者のコメント

50代・男性

復活の年!大好きなキャメロンの作品がこれからもっともっと観れそうで今からワクワクしています。

9位 ニコール・キッドマン

画像: 9位 ニコール・キッドマン

前回の14位からTOP10入り。2024年は『アクアマン/失われた王国』の公開からスタート。さらに、『ファミリー・アフェア』とアニメ『エリアンと魔法の絆』の2本の映画と、2本のTVシリーズ「理想のふたり」と「エクスパッツ 〜異国でのリアルな日常〜」が配信された。精力的に活動を続けるニコールは、今年3月公開の『ベイビーガール』でハリス・ディキンソン演じる年下男性に欲望を刺激され挑発されるCEO役を熱演し、ヴェネチア国際映画祭の女優賞などに輝いている。

40代・女性

2024年はドラマですが「理想のふたり」での彼女の美貌は突き抜けていました。『ベイビーガール』がとにかく楽しみ。

8位 マーゴット・ロビー

前回は主演・製作の大ヒット作『バービー』で大人気となり1位だったが、2024年は製作を担当したコメディドラマ『マイ・オールド・アス 〜2人のワタシ〜』が配信されただけで出演作がなかったにもかかわらずTOP10入りで人気は健在。今年は『アフター・ヤン』のコゴナダ監督の新作『A Big Bold Beautiful Journey』にコリン・ファレルとW主演。さらに2026年には『嵐が丘』の最新映画化作品にジェイコブ・エロルディやホン・チャウらと共に出演予定なので楽しみだ。

20代・女性

かわいくて愛らしくて本当に憧れの人です。早く新作が観たい!

7位 ガル・ガドット

2024年は公開作がなかったが、前回8位で今回7位と人気が安定しているガル。今年はレイチェル・ゼグラーがタイトルロールを演じる『白雪姫』でディズニーヴィランズの中でも人気の邪悪な女王役に挑戦。『バービー』を監督したグレタ・ガーウィグが脚本というのも楽しみだ。今後はジェイソン・モモアやジェラルド・バトラーらと共演するクライムミステリー『In the Hand of Dante』に出演予定。主演作『Cleopatra』や「ワンダーウーマン」シリーズの続編も決まってほしい。

30代・女性

「ワンダーウーマン」シリーズの続編いつまでも待ってます!『白雪姫』が一番のたのしみ。

6位 ナタリー・ポートマン

画像: 6位 ナタリー・ポートマン

近年、プロデューサー業にも積極的なナタリーは、2024年は主演・製作を担当した映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』の日本公開と、TVシリーズ「レディ・イン・ザ・レイク」の配信があり、彼女の姿勢に共感した人が続出したのか、前回の9位から飛躍した。今年はアニメ映画『The Twits』に声の出演をするナタリー。今後はガイ・リッチー監督の最新作『Fountain of Youth』でジョン・クラシンスキーと、ダークコメディ『The Gallerist』でジェナ・オルテガとW主演予定。

40代・男性

もっともっとナタリーの新作映画が観たいです。足りない!

5位 ゼンデイヤ

前回の10位から大きくランクアップしたゼンデイヤ。2024年は『デューン 砂の惑星PART2』と『チャレンジャーズ』で大活躍。特に後者では高い演技力を披露し、ゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカル部門の女優賞にノミネートされた。今年に入ってすぐトム・ホランドとの婚約が報じられるなど、公私ともに絶好調。今後も「スパイダーマン」と「デューン 砂の惑星」シリーズの新作や、クリストファー・ノーラン監督の次回作『The Odyssey』など続々と出演作が進行中だ。

20代・女性

ずっと聡明で知的なゼンデイヤが大好きです。2024年はゼンデイヤの作品が2作も公開されて幸せな年でした。

4位 ケイリー・スピーニー

初ランクインで4位という好反応なのは、2024年に『プリシラ』『エイリアン:ロムルス』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』と3本立て続けに日本公開されただけじゃなく、それぞれ違った魅力を発揮して観客の心を掴んだからだろう。今年配信予定の人気シリーズ「ナイブズ・アウト」の第3弾にも出演するケイリー。さらに今年は、エミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したダークコメディTVシリーズ「BEEF/ビーフ 〜逆上〜」シーズン2にも出演するので期待したい。

40代・男性

『エイリアン:ロムルス』でのあどけなさも残しながら逞しく戦う姿が良かったです。

10代・男性

個人的に今年見た映画に出ていた女優の中で印象的であり、これからも追いかけてみようと思っていたところ特集されていてより知る機会が得れたから。

3位 アニャ・テイラー=ジョイ

前回5位からランクアップ。2024年は主演作『マッドマックス:フュリオサ』が大ヒット。誰もが本作の彼女に夢中になった。『デューン 砂の惑星PART2』にはサプライズ登場して観客を沸かせたアニャ。今年はマイルズ・テラーと共演のSF作品『深い谷の間に』が現在配信中。今後は「デューン 砂の惑星」シリーズの続編や、クリス・エヴァンスらと共演するアクション・コメディ『Sacrifice』、TVシリーズ「Lucky」などが進行中。さまざまなジャンルの作品でのアニャの活躍が楽しみだ。

40代・女性

『フュリオサ』のアニャは、命がけといっても過言ではない激しいアクションと悲しみや怒りを閉じ込めた目の芝居に震えました。

20代・女性

映画ごとに全く違った顔がみられて、毎回新鮮。この人が出ているというだけで観てしまう。

2位 アン・ハサウェイ

前回の4位からランクを上げたアン。2024年は2本のロマンス作品『ブルックリンでオペラを』と『アイデア・オブ・ユー 〜大人の愛が叶うまで〜』が日本公開(後者は配信)され、変わらぬ美しさで観客を魅了。両作とも製作も兼ねており、自身の考えを反映した創作活動を続けている。今後は『プラダを着た悪魔』と「プリティ・プリンセス」シリーズの待望の新作が予定されていたり、クリストファー・ノーラン監督の次回作『The Odyssey』など多くの待機作が控えている。

20代・女性

『ヴェリティ』、今年の春から撮影ということで、まだ見れるのは先だけど楽しみです!『アイデア・オブ・ユー~』と同じ監督なのもとても嬉しいです。

Photos by Getty Images

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