今回は、SCREENでも毎度1位2位を争うほど大人気の愛され監督、スティーヴン・スピルバーグやリドリー・スコットなどのベテラン勢もランクインしているものの、今回20位までにランクインした監督のほとんどが昨年は圏外だったため、例年に比べ入れ替わりが激しい回となりました。(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)
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10位 ヨルゴス・ランティモス

画像: 10位 ヨルゴス・ランティモス

『ロブスター』で世界的な評価を得て、ハリウッドに活動の場を広げたギリシャの異才。製作に5年を費やした『哀れなるものたち』が、前作『女王陛下のお気に入り』に続いてアカデミー賞にノミネートされ、今やその動向が注目される存在に。『憐れみの3章』に続く新作で、エマ・ストーンと4度組む『Bugonia』の撮影を早くも終えている。

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30代・男性

なんど観ても不思議で、どこか恐ろしい…『憐れみの3章』も変なのに、観終わるとどこか満たされました。

9位 ジョージ・ミラー

画像: 9位 ジョージ・ミラー

壮絶なアクション演出に仰天した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から9年を経て、その前日談『マッドマックス:フュリオサ』を発表。79歳にして、スピード感と重量感にあふれる作品を撮ったことに、またも仰天させられた。次回作は、やはり「マッドマックス」シリーズの新作だが、実現はしばらく先になりそうだ。

50代・男性

色褪せない『マッドマックス』の世界に魅了され続けています。

8位 フェデ・アルバレス

画像: 8位 フェデ・アルバレス

トップテン内では最年少の46歳。「ドント・ブリーズ」シリーズをはじめとするホラー作品で頭角を表わし、『エイリアン:ロムルス』の高評価でランクインを果たした。同作は「エイリアン」シリーズの生みの親リドリー・スコットが“クソ素晴らしい!”と大絶賛したことでも話題に。次回作は未定だが、同作の続編が有力視されている。

20代・男性

『エイリアン:ロムルス』では、久しぶりに最高の映画体験をさせてもらいました!監督の才能とシリーズへの愛が滲み出ていた気がします。

7位 ジェームズ・キャメロン

画像: 7位 ジェームズ・キャメロン

寡作のメガヒットメーカー。2024年は監督作こそなかったが、TV用のドキュメンタリーシリーズ「解明!神秘なるオクトパスの世界」「オーシャンエクスプローラーズ:探索!地球最後のフロンティア」を製作総指揮として発表。今年は「アバター」シリーズの新作も控えているので、次は確実にランクを上げてくるだろう。

40代・男性

何を観てもやっぱり『ターミネーター』に戻ってきます。

6位 クリント・イーストウッド

画像: 6位 クリント・イーストウッド

『許されざる者』と『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞に輝く巨匠中の巨匠。新作『陪審員2番』は配信公開のみとなったが、劇場公開を求める署名活動が日本で起こっており、展開次第ではスクリーンで味わえるかも!? 94歳の高齢ゆえ、これが最後の監督作になるとの噂もあるので、ぜひ実現してほしい。

60代・男性

彼の作品を観るたびに、深い感動を覚えずにはいられません。

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