とにかく明るい安村のパフォーマンスにソワソワしていたポン・ジュノ監督
舞台挨拶にまず登場したのは、韓国映画好きでポン・ジュノ監督のファンでもあるという俳優の町田啓太と、英国の超有名オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で日本人初の決勝進出を果たした芸人・とにかく明るい安村。大ファンのポン・ジュノに会えるとあって町田は「ドキドキですね。緊張しないタイプなのですが今日はヤバいですね」と興奮。映画の主人公ミッキーと同様に競争の激しい世界に身を置く安村も「とにかくうれしい安村です」と喜びを見せた。

町田啓太

とにかく明るい安村
そして場内の「ポン・ジュノ」コールとともに、いよいよポン・ジュノ監督、そしてプロデューサーのチェ・ドゥホが登壇。監督は「本日お越しくださいまして本当にありがとうございます。『パラサイト』以来5年ぶりです。お目にかかれて本当にうれしいです」と久々の来日に歓喜。チェプロデューサーも「皆さんに会えて嬉しいです。桜の時期に日本に来られたのもとても嬉しいです」と来日への喜びを語った。

ポン・ジュノ監督

チェ・ドゥホプロデューサー
登壇したポン・ジュノ監督は安村のネタをいつ観られるのかとソワソワ。安村が「僕のネタをお二人に観ていただきたい。いいですか?」と言うと、ポン・ジュノ監督も「よろしくお願いします」と日本語で応答し、いざネタを披露。
安村は2つのポーズを実践。まずは、サムギョプサルチョンラ(全裸)ポーズ、続けて映画の主人公ミッキーがコピーされる時の全裸ポーズ。これを見てポン・ジュノ監督は満面の笑み。「身を投げ出したユーモア。とても感動しました」とコメントし、プロデューサーのチェ・ドゥホは「圧倒的です」と称賛した。

安村のサムギョプサルチョンラポーズにグーサインで応えるポン・ジュノ監督

ミッキーがコピーされる時を意識したという全裸ポーズ