今年(令和7年)は昭和が始まってから100年目に当たる年ということで、様々な場面で懐かしい時代への注目が集まっています。これにあわせ今回は本誌SCREENの歴史あるアーカイブから、戦後昭和の日本にやってきた大物海外スターたちの貴重なスナップを解禁。現在の来日イベントとは様子が異なる文化的背景も気になる写真がいっぱいです。(文・米崎明宏/写真・本誌写真部/デジタル編集・スクリーン編集部)
昭和40年代(1965-1974)

スティーヴ・マックィーン
昭和41年当時、人気絶頂だったスティーヴ・マックィーンは『砲艦サンパブロ』の台湾ロケに向かう途中で日本に立ち寄り会見を。多忙を極め滞在時間は20時間だった。

ショーン・コネリー
『007は二度死ぬ』のロケのため昭和41年日本にやって来たショーン・コネリー。マスコミを避け予定より1日早く羽田到着。しかし取材陣は彼を追いかけまくった。

カトリーヌ・ドヌーヴ
フランスのトップ・スター、カトリーヌ・ドヌーヴは『モン・パリ』のキャンペーンで昭和48年に初来日。桂離宮などを訪ね晩秋の日本の風景を楽しんだ。

ジーン・ハックマン
先日亡くなった名優ジーン・ハックマンも『ポセイドン・アドベンチャー』の日本公開で昭和48年に来日。本誌の取材のほか舞台挨拶やラジオ出演など精力的に動き回った。

マーク・レスターとトレイシー・ハイド
日本で大ヒットした英国映画『小さな恋のメロディ』に主演した2人、マーク・レスターとトレイシー・ハイドは公開後の昭和47年に来日。ファンの熱狂ぶりに驚いた様子。