今年(令和7年)は昭和が始まってから100年目に当たる年ということで、様々な場面で懐かしい時代への注目が集まっています。これにあわせ今回は本誌SCREENの歴史あるアーカイブから、戦後昭和の日本にやってきた大物海外スターたちの貴重なスナップを解禁。現在の来日イベントとは様子が異なる文化的背景も気になる写真がいっぱいです。(文・米崎明宏/写真・本誌写真部/デジタル編集・スクリーン編集部)
昭和50年代(1975-1984)

オードリー・ヘプバーン
出演作のPRでは訪日していなかったオードリー・ヘプバーンの初来日は昭和58年、友人ジヴァンシーのファッションショーのゲストとして。家族を連れて京都の休日も満喫。

ジョディ・フォスター
天才子役スターと呼ばれていたジョディ・フォスターは『ダウンタウン物語』のPRで昭和52年に初来日。本誌は彼女の京都への旅に密着取材。飾らない素顔を見せてくれた。

ハリソン・フォードとキャリー・フィッシャー
本国より1年遅れで昭和53年に日本公開された『スター・ウォーズ』のキャンペーンでハリソン・フォードとキャリー・フィッシャーが来日。揃って本誌の取材に応えてくれた。

シガニー・ウィーヴァー
『エイリアン』の日本公開に合わせ、昭和54年に初来日した“新星”シガニー・ウィーヴァー。本誌のインタビュー取材でプレゼントの扇を手にした笑顔が初々しい。

ジャッキー・チェン
香港から現れた親しみやすいアクション・スター、ジャッキー・チェンが初来日したのは昭和55年。早速マスコミの前でシャツを脱いで肉体美を披露し、カンフーポーズを取る大サービス!

ドリュー・バリモア
昭和57年に公開され記録破りの大ヒットとなった『E.T.』で来日したのは、主人公の妹を演じたドリュー・バリモア。当時7歳の彼女はその愛くるしさでどこへ行っても人気者。

シルヴェスター・スタローン
『ロッキー3』で昭和57年に来日のシルヴェスター・スタローン。記者会見の他、本誌の取材に応じたり、イベントではファンによるパンチ力コンテストに立ち会ったりと大忙し。

ロバート・デ・ニーロとマーティン・スコセッシ
昭和56年、『レイジング・ブル』で公式初来日となった名優ロバート・デ・ニーロは、マーティン・スコセッシ監督、製作のアーウィン・ウィンクラーと共同で会見を。