『F1®/エフワン』をさらに楽しむための4つのポイント
1. F1®ドライバー、ルイス・ハミルトンが細部にわたり監修!

F1®のリアリズムを追求したルイス・ハミルトン(写真左)
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本作は、この男なしには完成しなかった。F1®史上最多優勝記録を持つドライバーにして、“生きる伝説”ルイス・ハミルトンだ。なんとこの映画のために自身の制作会社、ドーン・アポロ・フィルムズを立ち上げたというから、その本気度が伺える。彼は脚本制作段階から参加し、レースシーンが正しく表現されるように徹底的にレクチャー。走行音ひとつとってもリアリティや臨場感にこだわり抜き、プロデューサーとしてキャスティングにも携わった。ちなみにハミルトンは『トップガン マーヴェリック』制作時にコシンスキー監督に出演を直訴した逸話も!
2. ブラピが生み出す全てのキャストとの抜群のケミストリー!


Photo by Clive Mason/Getty Images
ここ数年は助演やプロデューサーとしての活躍が多かったブラッド・ピットだが、本作ではファン待望の「ひたすらカッコいいブラピ」が爆発! 冒頭から末尾まで、彼のカリスマ性と衰えることのない圧倒的なオーラがほとばしっている。象徴的なのは、共演者との間に相乗効果を生み出すその若々しさ。名優ハビエル・バルデムとの掛け合いや「スノーフォール」や『デンジャー・ゾーン』の新鋭ダムソン・イドリスと散らす火花、『スリー・ビルボード』のケリー・コンドンとの駆け引き……F1®カーの車体のように無駄がなく、疾走感が際立っている。
3. F1®マシンを実際に操縦するなどリアルを追求!

ルイス・ハミルトンの尽力により、本物のレーシングカーを6台も購入して撮影用に改造。『トップガン マーヴェリック』で使用したカメラをカスタムし、時速300kmで実際に走行しながらリアルタイムでリモート操作できるシステムを開発した。しかも、実際にグランプリ開催中に本物のサーキットを走行して撮影したというから驚きだ(もちろんブラピも運転!)。コシンスキー監督は「観客はまさかブラッドが運転しているとは思わなかったでしょうね」と笑う。米「The Hollywood Report」誌によると、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレスら実在のF1®ドライバーのカメオ出演もあるとのことで、F1®ファンにも嬉しいサプライズが満載!
4. 今作を更に盛り上げるサウンドトラックにも注目!

ハンス・ジマーの白熱の劇伴に注目!
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観客を未体験の没入感にいざなう『F1®/エフワン』は、目と耳の感度を活性化させる映画ともいえる。そこに飛び込んでくるのが、超豪華なミュージシャンたちによる楽曲群。グラミー賞に輝くドージャ・キャット×ドン・トリヴァーによるコラボ曲「Lose My Mind」のほか、サウンドトラック・アルバム「F1: The Album」にはエド・シーラン、テイト・マクレー、BLACKPINKのロゼといった今をときめくメンバーが集結! なお本アルバムは「バービー・ザ・アルバム」の制作チームが手掛けており、映画・音楽ファン共に心をたぎらせてくれる。鬼才ハンス・ジマーの劇伴と共に楽しんでいただきたい。
『F1®/エフワン』
2025年6月27日(金)公開
アメリカ/2025/2時間35分/配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ブラッド・ピット、ダムソン・イドリス、ケリー・コンドン、ハビエル・バルデム
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