名ゼリフでたどる、ジュディ&ニック 信頼の軌跡
笑って、ぶつかって、支え合って――それがジュディとニックの絆のかたち。勇気とウィットに満ちたジュディ&ニックの“名ゼリフ”で、ふたりの物語を振り返ってみましょう。
詐欺師って呼んでくれる?(ニック)

最悪の出会いが、最高のコンビに変わる瞬間
アイスキャンディー詐欺に引っかかってしまうという、最悪の出会いをしたジュディとニック。「このウソつき!」と憤るジュディにニックが返したのがこちら。やがて名コンビとなったふたりは、真犯人を捕まえるために阿吽の呼吸で大芝居を打ち、最後に同じ言葉を言い放つ。かつての煽りゼリフは、両者の絆を象徴する決めゼリフへと昇格した!
1日100件ですって? 200件取り締まってやる(ジュディ)

どんな壁にも負けない、“あきらめない”ウサギ警官の誕生!
警察学校でトップの成績を収めたジュディ。ウサギ初の警察官という快挙を成し遂げても、大型動物ぞろいの警察では冷遇される“洗礼”が待っていた。ズートピアを騒がす大事件の捜査から外され、駐車違反の取り締まりに回され、さらに署長から無理難題を押し付けられた際のセリフ。逆境に追いやられても決してへこたれない、ガッツこそジュディの武器!
髪型、素敵!(ジュディ)

命を救っても笑顔を忘れない、ジュディの明るさ
駐車違反の取り締まり中、泥棒に遭遇したジュディ。犯人を追い詰めるが、買い物中のフルー・フルーが巨大ドーナツのオブジェに潰されそうに! ジュディは迷わず人命救助を選び、フルー・フルーにこの言葉をかける。「大丈夫?」でも「危ないよ」でもなく、何事もなかったかのように明るく振る舞う頼もしさ。ジュディがヒーローになった瞬間だ。
ちゃんとやるから、オレたちで(ニック)

48時間の絆。ここから“最強バディ”が始まった!
48時間以内に事件を解決に導かなければ辞職という窮地に追い込まれたジュディ。タイムリミットが近づくなか、孤軍奮闘するも責められ、署長にバッジを奪われそうになった彼女を見かねて優しくかばうニック。得意の話術でやりこめ、ジュディの理解者にして味方になる決意をする。かくして前代未聞ながら最高で最強の名バディが誕生した!
傷ついてたら負けだぞ(ニック)

ニックの過去——閉ざされた心の奥で
まっすぐすぎる純粋なジュディに、かつての自分を見たニック。ズートピアで生きていくアドバイスを送りつつ、無垢だった少年時代のトラウマを語る。憧れだったジュニア・レンジャー・スカウトに入団するも、草食動物による差別を受けていたのだ……。彼が周囲に心を閉ざし、詐欺師になった理由を知ったジュディはそっと手を添えるのだった。
自分を見つめ、自分を知り、自分を変えることからすべては始まるのです(ジュディ)

世界を変えるのは、“正しさ”よりも“気づき”
かつては草食と肉食の間にある差別や偏見に苦しみ、ズートピアを「誰でも、何にでもなれる」理想郷だと妄信していたジュディ。しかし現実はそんなに甘くないと知った彼女は、ニックとの出会いで「種類は関係ない。違いを認め合おう」という答えに辿り着く。その第一歩は、自らの歩み寄りだと。その体現者であるニックはキツネ初の警察官に!
ふたりの“痛み”がつないだ、ジュディとニックの絆
愛されバディである所以

名バディはそれぞれ独立した「自分」を持ちながらも、組んだら個々の能力が掛け算になり、弱点や欠点がプラスに変わる相性の良さを備えているもの。警察官と詐欺師として出会ったジュディとニックは、生きざまも種類も正反対。だがその根本、始まりも痛みも共通する、同じ“心”を持っていた。
理解しあえるからこそ、ジュディは「あなたがいないと無理」と信頼を寄せ、ニックも壁を作らずに応えていく。どちらかが間違えば非を認めて謝るし、相手が歩み寄れば必ず受け入れる。
泣きじゃくるジュディをニックが優しくハグしたり、記者会見のイロハを親切に教えて即実践したりと、ふたりの間柄はとにかく素直。ニックの憎まれ口にも、ジュディのツッコミにもお互いを想い合う清らかな愛情が感じられるがゆえに、見守る私たちも自然と応援したくなってしまうのだ。
『ズートピア』 ディズニープラスで配信中
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『ズートピア2』
2025年12月5日(金)公開
アメリカ/2025/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
監督:ジャレド・ブッシュ、バイロン・ハワード
声の出演:ジェニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマン、キー・ホイ・クァン、フォーチュン・フィームスター、アンディ・サムバーグ、デヴィッド・ストラザーン、ミシェル・ゴメス、デイビット・ヴァンタイル、ダニー・トレホ
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