カバー画像:『ゼイ・ウィル・キル・ユー』より ©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved
イントロダクション
『WEAPONS/ウェポンズ』(25)の衝撃も記憶に新しいワーナー ブラザースから到着したのは刺激的なホラー・アクション。舞台はニューヨークの一等地にそびえ立つ超高級マンション“バージル”。富豪やセレブが住まうこの場所では、何も知らぬ訪問者を“生贄”として捧げる恐ろしい儀式が行われていた。そして、雨の降り仕切る夜、新たな獲物が現れる─しかし、彼女はただ“狩られる”だけの存在ではなかった!
悪魔崇拝者たちと、正体不明のヒロインの血みどろバトルをハイテンションに描く本作のメガホンを取ったのは、スタイリッシュなバイオレンス描写と卓越したストーリーテリングセンス、そして独自の色彩感覚をデビュー作『とっととくたばれ』(18)で見せつけたロシア出身の新鋭キリル・ソコロフ。ハリウッドデビュー作となる本作では、その持ち味をスケールアップさせ、容赦なきアクションと密室空間からの脱出というスリルを融合。観る者を狂気の一夜へと引き込んでいく。
壮絶な戦いを牽引する主人公エイジア役には『ブレット・トレイン』(21)のザジー・ビーツを迎え、彼女と対峙する悪魔崇拝者たちを、オスカー女優のパトリシア・アークエット、「ハリー・ポッター」シリーズのトム・フェルトンらが怪演。『ブギーナイツ』(98)のヘザー・グラハムも、これまでのイメージを覆す大胆な役どころに挑戦し、本作の “目玉”のひとつになっている
あらすじ
雨の中、エイジア(ビーツ)はメイドとして働くため、超高級マンション“バージル”の扉を叩いた。執事長リリー(アークエット)に出迎えられ、ひとまずは休息につくエイジア。しかしその夜、就寝中の彼女は住人であるケビン(フェルトン)やシャロン(グラハム)に襲撃されてしまう。そう、ここは悪魔崇拝者たちの巣窟で、エイジアは今宵、悪魔に捧げられる“生贄”だったのだ。—しかし、彼女はただの“生贄”ではなかった。ナタにショットガン。持ち込んだ武器を手に、エイジア“が”悪魔崇拝者たちを血祭りにあげていくのだった。一体、彼女は何者なのか!?
注目ポイント1)
狩って、狩られて。狩られて、狩って!
儀式のための“生贄”だと思われていたエイジアが主導権を握り、反撃していく様は痛快そのもの。しかし物語は、そこから幾度もツイストを重ねていく。狩る側と狩られる側の構図が何度も反転し、観客の予想を鮮やかに裏切る。また、首や手が吹き飛び、血が噴き出す過激なバイオレンス描写も映画のボルテージを上げていく。
注目ポイント2)
もう一つの主役“バージル”
舞台は9階建ての超高級マンション“バージル”。そのデザインはダンテの「神曲 地獄篇」にインスピレーションを得ている。1階の「辺獄」には、冥府の川ステュクスを思わせる波模様の繊細な青いカーペットが敷かれ、2階の「色欲」は、バーガンディの色調とベルベットの質感、そして際どい小道具を用いて、古典的なヨーロッパの売春宿を思わせる空間が広がる。各階で表情を変えるバージルは、もう一つの主役だ。
注目ポイント3)
製作を務めたのは映画「IT/イット」監督
製作には、「IT/イット」2部作の監督を務めたアンディ・ムスキエティ、そしてその姉で映画プロデューサーのバーバラが参加。本作は2人が立ち上げたホラー映画レーベル「ノクターナ」の第一作でもあり、アンディはソコロフ監督との協業を「まさに理想的な一歩」と自信を見せる。
『ゼイ・ウィル・キル・ユー』
2026年5月8日(金)公開
アメリカ/2026年/1時間35分/東和ピクチャーズ=東宝配給
監督/キリル・ソコロフ
出演/ザジー・ビーツ、マイハラ、パトリシア・アークエット、トム・フェルトン、ヘザー・グラハム、パターソン・ジョセフ
©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved






