ウッディとバズの出会いからアンディとの別れ、そしてウッディの新たな旅立ちまで。誕生から30年にわたって世界中の観客を魅了してきた「トイ・ストーリー」シリーズ。その歴史を彩った名シーン&名セリフとともに、シリーズ史に残る10の瞬間をたどります。(文・デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『トイ・ストーリー』より ©2026 Disney/Pixar
カバー画像:『トイ・ストーリー』より ©2026 Disney/Pixar
「私はバズ、敵ではない」
ウッディの前に“最新型おもちゃ”が登場
『トイ・ストーリー』(1995)より
少年アンディの一番のお気に入りだったウッディの前に現れたのは、最新型おもちゃのバズ・ライトイヤー。アンディはたちまちバズに夢中になり、ウッディは嫉妬と反発を募らせる。しかし、この出会いこそが30年続くシリーズの原点となる、かけがえのない友情の始まりだった。

「おもちゃだからだ、君は宝物なんだぞ」
絶望するバズがウッディの言葉で覚醒
『トイ・ストーリー』(1995)より
ライバルとして反発し合っていたウッディとバズ。しかし、自分がおもちゃだと悟って絶望するバズに、ウッディは「君は(アンディの)宝物なんだ」と語りかける。その言葉はバズを再び立ち上がらせるとともに、“自分は何者なのか”というシリーズを貫くテーマを示した。

「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」
ウッディ&バズがロケットで宙を舞う
『トイ・ストーリー』(1995)より
引っ越しトラックを追いかけるウッディとバズは、ラジコンカーとロケットの力を借りて大空へと舞い上がる。「かっこつけて落ちてるだけさ」とかつてウッディが放った皮肉を、今度はバズが返す。ライバルの二人が最高の相棒となった瞬間を象徴する、シリーズ屈指の名場面だ。

「彼女は大親友だった」
ジェシーが語る“忘れられる悲しみ”
『トイ・ストーリー2』(1999)より
『2』で初登場したジェシーは、持ち主だった少女エミリーとの思い出を語る。成長した子どもがおもちゃから離れていく現実を描いたこのエピソードは、後の『3』へとつながる重要なテーマを提示。そしてジェシーが物語の中心となる『5』を前に改めて見返したい名場面でもある。

「私こそお前の父だ」
ザーグの衝撃の告白
『トイ・ストーリー2』(1999)より
『2』でヴィランとして登場するバズの宿敵ザーグが、戦いの末に衝撃の告白をする場面は『スター・ウォーズ』の名場面へのオマージュとして知られるユーモアあふれるシーン。映画ファンなら思わずニヤリとしてしまう遊び心は、本シリーズを語るうえで欠かせない魅力のひとつだ。

