ウッディとバズの出会いからアンディとの別れ、そしてウッディの新たな旅立ちまで。誕生から30年にわたって世界中の観客を魅了してきた「トイ・ストーリー」シリーズ。その歴史を彩った名シーン&名セリフとともに、シリーズ史に残る10の瞬間をたどります。(文・デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『トイ・ストーリー』より ©2026 Disney/Pixar
カバー画像:『トイ・ストーリー』より ©2026 Disney/Pixar
「バズ、どうする?」
焼却炉で手を取り合う仲間たち
『トイ・ストーリー3』(2010)より
誤ってゴミ収集車に乗せられてしまったウッディたちは逃げ場のない焼却炉へ追い込まれる。絶望的な状況の中、彼らは無言で手を取り合う。シリーズ史上もっとも緊張感に満ちた場面でありながら、彼らの深い絆を感じさせる名シーンとして、多くの観客の涙を誘った。

「あばよ、相棒」
アンディがおもちゃたちを託す
『トイ・ストーリー3』(2010)より
大学へ進学するアンディは、おもちゃたちをボニーへ譲る決断をする。「僕の宝物なんだ」と最後まで別れを惜しむアンディと、去っていく彼に向けたウッディの「あばよ、相棒」の言葉。大切な思い出が次の世代へ受け継がれていく瞬間を描いた、ピクサー史に残る感動の名場面だ。

「違う、君はおもちゃだ」
自らをゴミだと思い込むフォーキー
『トイ・ストーリー4』(2019)より
ボニーが先割れスプーンで作った手作りおもちゃのフォーキー。自らをゴミだと思い込み、何度もゴミ箱に飛び込むフォーキーに対し、ウッディは“君には意味がある”と語り続ける。“自分の存在意義とは何か”という、『4』のテーマを凝縮した印象的な場面になっている。

「二度と会えないかと」
自由を選んだボー・ピープとの再会
『トイ・ストーリー4』(2019)より
『4』ではシリーズから長く姿を消していたボー・ピープが再登場。かつてはウッディたちの仲間だった彼女は、持ち主のいない世界でたくましく生きる存在へと変わっていた。自由な生き方を選んだボーとの再会は、ウッディ自身の価値観を大きく揺さぶる転機となる

「内なる声を聞け」
ウッディの最大の決断
『トイ・ストーリー4』(2019)より
ボニーのもとへ戻るバズたちと、新たな人生を選ぶウッディ。長年の相棒が別々の道を選ぶラストは、シリーズ屈指の感動的な瞬間。いつもとは違う響きを持つ「無限の彼方へ、さあ行くぞ」の言葉が胸に残る。そしてその先に、『トイ・ストーリー5』の新たな物語が待っている。

