世界中で多くのファンがお待ちかねの恐竜映画のジャンルに、この夏、新体験の恐竜サバイバル・ムービーが登場!J・J・エイブラムスが仕掛ける最新作『オークストリートの異変』は、普通の現代人が暮らす日常の中に、突然太古の恐竜たちが現われたら? という驚異的な発想の大型エンタテインメント。主演は2大スター、アン・ハサウェイとユアン・マクレガーで、どんな冒険が待っているのかワクワクさせられる!(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督インタビュー

画像1: デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督インタビュー

──公開まで詳細は伏せられている本作ですが、古代の恐竜が現代の人間を襲うシーンは明かされています。そもそも発想が湧いたのはどういう経緯があったのでしょうか。

「実は私の父が恐竜が大好きで、子供の頃よくレイ・ハリーハウゼンの『恐竜グワンジ』など一緒に見たり、父と叔父が8ミリで作った恐竜のストップモーションアニメ映画を観たりしていたんですが、自分もいつか恐竜映画を作りたいと思っていたんです。数年前、自宅の近所を歩いていて路地に面したガレージの前を通りかかった時、『もしここに恐竜がいたらどうするだろう、どんな気持ちになるだろう』とふと想像したんです。その考えに魅了され、ごく平凡な場所で非常に幻想的な存在が現れたら、人はどう反応するか、それがこの作品の出発点でした」

──エイリアンではなく恐竜が最初のアイデアだったのですね。そして舞台は1980年代ということですが、これはどう繋がったのでしょう。

「舞台を1980年代にした理由の一つに、自分の子供時代や家族の記憶を反映したような要素が映画に含まれているということがあります。さらにインスピレーションとなったのがTV『トワイライト・ゾーン』のあるエピソードや70〜80年代の作品、特に82年の『ポルターガイスト』、スティーヴン・スピルバーグ監督作品には強い影響を受けています」

──J・J・エイブラムスが製作に当たった経緯はどういうものでしたか。

「脚本を書き上げるや否や勢いがついたんです。かなり早い段階でJ・Jの製作会社バッド・ロポットに脚本を送ったんです。同じ頃アン(ハサウェイ)にも読んでもらって、彼女がすぐに気に入ってくれ、やりたいと言ってくれたんですが、ほぼ同時にJ・Jも脚本を気に入ってくれて、一緒に仕事をすることになったんです。本当にあっという間の出来事で非常にラッキーでした。自分で映画化したいと思って書いた脚本をみんなが興味を持ってくれて、すぐに実現したのですから」

──恐竜映画だけではなくいろいろな要素が入っているのでしょうか。

「この映画は何をおいても家族の物語です。彼らの住む家そのもの。それに近隣のコミュニティも大事です。そしてそこに現われる恐竜たち。本来は安全で平穏な空間に入りくる存在。この映画はその3つが衝突する物語です。そして感情的なシーンもあります。互いを愛する人々が、とても困難で恐ろしい出来事を生き延びようとする姿を描いています。その状況が彼らにどんな感情をもたらすかを描いています」

──重要な家族を演じた俳優たちはいかがでしたか。

「アンもユアン(マクレガー)も高い実力を持つ俳優で、私の仕事はだいぶ楽になりました。2人は俳優として子役たちにも本当に気をかけてくれて、面倒を見てくれました。それは役柄の中にも表れています。現場ではその関係性をしっかり感じ取れました」

画像2: デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督インタビュー

──撮影で最も困難だったのは、どんなことですか。

「この映画は野心的で、多くのことを成し遂げなくてはなりませんでした。恐竜が絡む大規模な見せ場もあり、事前に綿密な計画を立てました。まずシークエンスを書いて、その後ストーリーボードを作成し、ビジュアル・アプローチを検討し、シーンの構成を発展、改善させていくのですが、これを最終的に実際の撮影で成立させるのが大変です。でも支えてくれる素晴らしいチームがいたので、自分のやりたいことが実現したんです。大変でしたが私は今回の仕事を本当に誇りに思っています」

──あなたはホラーやスリラー、ミステリーなどの要素が入った作品を作ってきましたが、そうしたジャンルに興味が向くのは何故でしょうか。

「いろいろなジャンルの映画が好きですが、ミステリー好きなのは確かです。恐怖やサスペンスの感覚も好きです。登場人物のことを少しずつ知りながら『何か別のことが起きているのでは』『この先に何か待っているのではないか』と感じ始める感覚が好きなんです。自分の映画にもそういう感覚を入れようとしています。一番大きなことを言うと観客が予想しないことをやりたいんです。私が世に送りださなければ決して存在しないような作品を作りたいと思っているんです」

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督 プロフィール

1974年、米ミシガン州生まれ。ロサンゼルスで映画のCMや予告編の編集作業を長年手掛けていた。2010年『アメリカン・スリープオーバー』で長編映画監督デビューを果たす。14年の低予算ホラー映画『イット・フォローズ』で注目され、18年の『アンダー・ザ・シルバーレイク』はカンヌ国際映画祭のコンペ部門に出品された。次回作として『イット・フォローズ』の続編が予定されている。

『オークストリートの異変』
2026年8月14日(金)公開
アメリカ/2026/1時間40分/配給:東和ピクチャーズ・東宝
監督・脚本:デヴィッド・ロバート・ミッチェル
出演:アン・ハサウェイ、ユアン・マクレガー、メイジー・ステラ、クリスチャン・コンヴェリー

© 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

This article is a sponsored article by
''.