没後20年を迎えたグレゴリー・ペック/リバイバル『ローマの休日』のジョー役で再注目されるアメリカの良心
『ローマの休日』で誠実なアメリカの記者ジョーを演じたグレゴリー・ペックは今年没後20年を迎えました。ここで演じた役柄そのもののように“アメリカの良心”と言われたペックは、『ローマの休日』でスターとなったオードリー・ヘプバーンにとって単なる共演者でなく、恩人であり、生涯を通しての友人であったことも有名。様々なジャンルの役を演じながらイメージを崩さなかったペックの魅力を、オードリーとの交流と共に振り返ってみましょう。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)カバー画像:Photo by Getty Images