【インタビュー】映画『ロストケア』長澤まさみが女優魂を見せてくれたと前田哲監督が絶賛
仕事熱心で評判の介護士が担当してきた高齢者を40人以上も殺害していたことが判明する。彼はなぜそんな凶行に及んだのか。映画『ロストケア』は葉真中顕の第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を原作とし、日本の介護問題に鋭く切り込んだ作品です。社会に絶望し、自らの信念に従って犯行を重ねる殺人犯・斯波宗典を松山ケンイチ、法の名のもとに斯波を追い詰める検事・大友秀美を長澤まさみが演じ、斯波と大友が互いの正義をかけた緊迫のバトルを繰り広げます。原作を読み、映画化を熱望して企画を立ち上げた前田哲監督に作品に対する思いをうかがいました。(取材・文/ほりきみき)