【インタビュー】映画『シャイロックの子供たち』本木克英監督が「一発勝負の面白さみたいなところで演出をした」と語る
池井戸潤が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、累計発行部数60
万部を突破した小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)。原点にして最高峰とも言える小説を原作に、独自のキャラクターを登場させ、完全オリジナルストーリーで作られたのが映画『シャイロックの子供たち』です。主演には阿部サダヲを迎え、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介といった日本を代表する俳優の出演でも話題となっています。『空飛ぶタイヤ』(2018年)に続き、池井戸作品を手掛けた本木克英監督にお話をうかがいました。(取材・文/ほりきみき)
銀行を舞台にした人間ドラマ
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