編集部追記:2018年09月17日に公開された記事を2019年3月15日に一部更新しました
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『エピソード9』撮影開始直前に動きが
「スター・ウォーズ:エピソード9」は、これまでの3つの3部作を締めくくる重要作。すでに2019年12月20日全米公開が決定、監督J・J・エーブラムズは本年7月末からの撮影開始を公言していたが、そんな7月27日、ビッグニュースが公式発表になった。
撮影開始は8月1日、英国パインウッド・スタジオで。そして主要キャストが決定、故キャリー・フィッシャー演じるレイアは、未使用の撮影済み映像で登場。ルーク役のマーク・ハミルも出演。そして噂通り、ランド・カルリジアン役のビリー・ディー・ウィリアムズ、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」のケリー・ラッセルの出演も決定。
また、新たに「LOGAN/ローガン」の英国のベテラン、リチャード・E・グラント、TV「ザ・ファイブ残されたDNA」の新鋭ナオミ・アッキーが出演することが分かった。ただし、新キャストが何を演じるのかは発表されていない。
ケリー・ラッセルが演じる役に注目
まず、嬉しいのは、レイアの登場だ。キャリー・フィッシャーが急死し、ルーカスフィルムがレイアをCGIでは描かないと公表し、レイアがいなくなるのを心配するファンも多かった。また、ハン・ソロの旧友ランド・カルリジアンの久々の登場も楽しみだ。
そして、新キャストで注目なのが、ケリー・ラッセル。彼女の出演は7月7日に「Variety」が報じたが、さっそく浮上したのが、ケリーが演じるのは、ヒロインのレイの母親ではないかという噂。というのも、彼女とエーブラムズ監督は、古くからの間柄で、監督がTV「LOST」で大ブレイクする前、彼が製作総指揮を務めた1998~2002年放送のTV「フェリシティの青春」で主演を務めたのが彼女。さらに、監督が映画界に進出した勝負作、06年の「M:i:Ⅲ」でも、主人公の後輩エージェントという重要な役だったから。
もちろん、レイの両親については、前作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で、カイロ・レンがレイに彼女の両親は無名の人間だと語っているが、彼の言葉が真実かどうかを疑問視するファンも多いのだ。
さらに、この説を裏付ける噂がもうひとつ。この報道以前から、募集中の主要キャストの役名が「マラ」と「カロ」だとの噂があり、「マラ」は旧小説版のルークの妻、マラ・ジェイドのことではないかと言われていたのだ。「エピソード7」以前に出版された小説はスター・ウォーズの正史ではないが、小説のマラは皇帝側の暗殺者で、ルークと恋に落ち、後にジェダイになる人気キャラ。小説ではルークとマラの間に息子ベンが生まれるので、今回の映画にも「マラ」が登場するなら、誰かの母親なのではないか。ファンはそんな期待をしてしまうのだ。