2018年11月23日についに日本にもやってくる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。公開直前特集として、4日連続でスクリーン誌が取材した特別インタビューを公開!第4弾となる今回は、前作で煙となって消えたクリーデンスは、本作でパリのサーカスに出現する。彼を演じたエズラ・ミラー(EM)と、クラウディア・キム(CK)が演じる、彼を慕うサーカスの一員マレディクタスの関係は、本作で新しく示される人物相関となる。(文・よしひろまさみち/デジタル編集・スクリーン編集部)

豪華キャストが明かす魔法ワールドの秘密
エズラ・ミラー × クラウディア・キム編

プロフィール

エズラ・ミラー

1992年ニュージャージー州生まれ。前作で強烈な印象を残した魔法使いのクリーデンスを続投。2011年「少年は残酷な弓を射る」での演技が絶賛され、2017年には「ジャスティス・リーグ」にフラッシュ役でDCユニバースの仲間入り。音楽活動にも熱心で自身のバンドではドラムとボーカルを担当し、ツアーも敢行している。

クラウディア・キム

1985年韓国生まれ。動物に変身してしまう血の呪いをかけられた新キャラクター、マレディクタスを演じる。2005年に韓国で芸能界入りし、多数のテレビドラマに出演。2015年には映画初出演ながら「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にキャスティングされ話題に。いま最もハリウッドで注目されるアジア系女優の一人。

ーークリーデンスはなぜサーカスにいるんですか?

EM:彼は多くの人を殺したので、魔法界で指名手配になっているから、逃亡生活を送ってるんだ。そこで、サーカスに入団するんだ。彼はそれまでの虐待された体験ゆえに、まともではいられない。残念ながら、それによってまたしてもサーカスで別の虐待にあい、制限、利用される状況になってしまった。ただ、幸運なことに彼に初めてこの世界での仲間ができる。それが彼女が演じるマレディクタスなんだ。

CK:マレディクタスはゆくゆくは、永遠に魔法動物にされてしまうことになっている。サーカスのパフォーマーで、彼女の能力はサーカスの団長によって利用されているの。彼女はきっと自由になることだけを夢見ているのだと思うわ。その願いを、クリーデンスが叶えてくれるのよ

ーーお2人ともサーカスにいる設定だと、新しく身に着けないといけないスキルがあったのでは?

EM:まず、綱渡りで歩く練習をし、その後、刀さばき、刀を口に入れることを訓練した。怪我もしたよ。その怪我はかなり酷かったので、僕たちはサーカスのトレーニングをヶ月ほどお休みしなければならなかった。その後、また復帰し、ボールの上に乗った。クラウディアがライオンの技をやらなくてはならなかった時、僕はアルプスでまた別の秘教の訓練をやらなくてはならなかったんだ。

CK:ちょっと(笑)。そこまでやってないでしょ(笑)。実際には、前作でエディーが演じた求愛ダンスを指導したトレーナーと一緒に、サーカスメンバーとしての動きについて練習したわ。あれはとても面白かった。

ーー自分の内面を隠し、トラウマと向き合ったクリーデンスは、前作でもっとも共感を呼んだキャラクターですよね。

CK:まさにその通りよ。私もとて も好きだったわ。

EM:ありがとう。ちょっと長くなるけど聞いて……

つづきは2018年11月21日発売のSCREEN本誌にて!

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