“ファンタビ”が“ハリポタ”とどういう関係にあるか知ってる?
まずは基本情報の解説
“ファンタビ”シリーズは5部作に
「ファンタスティック・ビースト」シリーズの脚本を手がけているのはJ・K・ローリング女史。いわずと知れた「ハリー・ポッター」の著者であり、世界初の“億万長者作家”としてギネス認定もされている世界的ベストセラー作家だ。“ファンタビ”はJ・Kが映画用に脚本を書き下ろしたもので、大まかな脚本はなんと12日間だけで書かれたという。“ファンタビ”シリーズは5部作になり、1945年までの出来事が描かれると本人が語っている。
“ファンタビ”の舞台は“ハリポタ”の70年前
“ファンタビ”一作目の舞台は1926年。これは「ハリー・ポッター」の時代から約70年前の出来事に当たり、主人公ニュートの著書である『幻の動物とその生息地』が、のちにハリーたちが通うホグワーツ魔法魔術学校の教科書になるという繫がりを持っている。一作目はアメリカ・ニューヨークが舞台だったが、本作では物語が半年後に移り、パリが主な舞台に。“ファンタビ”5部作はそれぞれ違う国が舞台になることも明かされている。
魔法使いと人間は恋愛禁止
“ファンタビ”の世界では『普通の人間に魔法の存在を知られてはならない』というのが基本的ルール。魔法使いは普通の人間のことをマグル、あるいは“ノー・マジ”(アメリカでの呼び方)と呼んでいる。魔法の存在を知ってしまった人間には“オブリビエイト(忘却術)”の魔法をかける必要があり、人間と魔法使いの恋愛は禁止。クイニーとジェイコブの恋は許されないもので、クイニーの姉のティナは二人の交際に反対している。
世界最高の魔法学校はどこ?
魔法ワールドには世界一の魔法学校といわれる学び舎が二つある。イギリスのホグワーツとアメリカのイルヴァモーニーだ。ニュートやハリー・ポッターの出身校がホグワーツで、ティナやクイニーたちの出身校がイルヴァモーニー。ちゃんと校歌もあり、一作目のBD/DVDの『未公開シーン』の中にはティナとクイニーが一緒に校歌を歌うシーンが収録されている。本作ではニュートの学生時代の様子が明らかになり、ホグワーツが重要な舞台の一つになっている。
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