続編はシルヴェスター・スタローンが出演・脚本・製作も名を連ねている
ロッキーがアポロの息子アドニスを一人前のボクサーに育て上げてから三年、かつてリング上でアポロの命を奪ったイワン・ドラゴが、息子ヴィクターをアドニスへの挑戦者として送り込んできた……ロッキー・シリーズの新章としてスタートした「クリード チャンプを継ぐ男」の続編。今回、シルヴェスター・スタローンはロッキー役で出演すると共に、脚本、製作にも名を連ねている。
主演は大ヒット作「ブラックパンサー」での勇姿も記憶に新しいマイケル・B・ジョーダン。ほかに前作から引き続きテッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャドらが共演。ドラゴ役のドルフ・ラングレン、その別れた妻役のブリジット・ニールセンは「ロッキー4/炎の友情」以来のシリーズ復帰。ヴィクター役の新人フロリアン・ムンテアヌはルーマニア出身の現役ヘビー級ボクサーでもある。
監督はこれまでTVで活躍してきたスティーヴン・ケープル・ジュニアが抜擢された。
ドラゴの息子がアドニスに挑戦状を!クリードvs.ドラゴの因縁の対決再び!
再びヘビー級チャンピオン、コンランに挑戦したアドニス(ジョーダン)は、ロッキー(スタローン)の指導で今度は見事に勝利を飾り、ついに世界王者となった。だがそんなアドニスに挑戦状を叩きつけてきた親子がいた。かつて試合でアドニスの父アポロを殺したイワン・ドラゴ(ラングレン)が、手塩にかけて育てた息子ヴィクター(ムンテアヌ)を連れてアメリカまでやって来たのだ。
アドニスも最初はロッキーの忠告通り相手にしないでいた。だがやはり相手は父を殺した男。恋人ビアンカ(テッサ)との婚約で幸せの絶頂にありながら彼は挑戦を受ける。
しかしヴィクターは最強の敵だった。試合が始まるとアドニスはまるで相手にならない。ヴィクターの反則でかろうじて王座は防衛したものの、心身共に打ちのめされてしまった。いったい自分は何のためにボクシングをやっているのか。そんな疑問に答えを見出し、アドニスは敵地で再戦する決意を固めた。
登場人物
アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)
アポロ・クリードの愛人の息子。ボクサーとして成功したいと、父の跡を追って会社を辞め、この世界に飛び込みロッキーに師事する。
ビアンカ(テッサ・トンプソン)
フィラデルフィアに暮らすシンガー・ソングライター。同じアパートに越して来たアドニスと惹かれ合い、今作では結婚・出産する。
ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)
元ヘビー級チャンピオン。引退していたが、アポロの遺児アドニスに請われてトレーナーを引き受け、世界チャンピオンに育て上げる。
イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)
ロシアのボクサー。かつて親善試合でアポロと対戦してその命を奪った。その後、ロッキーに敗れボクシング界から去っていたが……
ヴィクター・ドラゴ(フロリアン・ムンテアヌ)
イワンの息子。父の意思を継ぐかのようにボクシングにのめり込み、いまや国内では敵うもののいないほどの実力を身につけている。
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