世界中の人々が愛し熱狂したロックバンド、QUEENがいままた甦る。もう何度目のブームだろう。まるで不死鳥のように復活し、私たちの胸を熱く震わせるのだ。きっとそれは彼らが永遠の存在だから。時を越え国を越え、彼らはいつも私たちの心の中にいる。そんな史上最高のロックバンド、QUEENをもっともっと知るための25の真実。(文・紀平照幸/デジタル編集・スクリーン編集部)

21: すべてを賭けたライヴ・エイド

「BR」のクライマックスにもなったチャリティ・イベント。たった20分の出番のために彼らは三日間をリハーサルに費やした。その入魂の演奏をバックステージで聴いたある有名ミュージシャン(かわいそうなので名前は伏せます)は、壁を叩いて悔しがったという。

22: フレディとオリンピック

5歳からピアノを習い、オペラが好きだったフレディは念願叶ってオペラ歌手モンデラ・カバリエとの共演アルバム『バルセロナ』(88)を発表。この表題曲は92年のバルセロナ・オリンピックのテーマ曲になり、開幕式へのフレディの出演も決まっていたが、その日を待たずに彼は他界してしまった。

23: クイーンの曲を使ったミュージカル

02年初演の舞台『ウィ・ウィル・ロック・ユー』。クイーンの楽曲22曲で構成され、ロンドンのドミニオン劇場では12年もロングランされた。04年には日本公演も行なわれた。

24: フレディの死から4年後にアルバムを発表

自らの死期を悟ったフレディのため、クイーンはコンサート活動を休止、1曲でも多く彼の歌声を残そうとレコーディングに専念した。そして彼の死から4年後の95年、残されたマテリアルに他の3人が手を加えて発表されたのが、4人でのラスト・アルバム『メイド・イン・ヘブン』だった。

25: クイーンはいまも解散していない

画像: 25: クイーンはいまも解散していない

ジョンは現在、音楽活動から引退しているが、ブライアンとロジャーが揃った場合、クイーンという名前は生きている。04年から09年までは元フリーのポール・ロジャースとクイーン+ポール・ロジャースとして活動。来日公演も行ない、08年にはアルバムを発表している。12年以降はTV「アメリカン・アイドル」出身のアダム・ランバートをボーカルに迎え、クイーン+アダム・ランバートとしてライブ活動を行なっている。

【要チェック】全ディスコグラフィー大公開!

それではラストに、ユニバーサル・ミュージックより発売中のクイーンのオリジナル・アルバムおよびベスト・アルバムなどの編集盤を全紹介。映画の中で使われていた名曲の数々が収録、あの時の感動がよみがえります(文・清水久美子)

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“クイーン”をもっと知りたいあなたに贈る珠玉のドキュメンタリーが劇場公開へ

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