誕生から70年、ダンボが生まれ変わって登場
あまりにも大きな耳だったため仲間はずれにされてしまう子象・ダンボの不思議な力と成長を描き、不朽の名作として今も愛されるディズニー・アニメーション「ダンボ」。その誕生から約70年、ディズニーと鬼才ティム・バートン監督の手により、あの感動の物語が実写映画として新たに生まれ変わる。
名作をベースにオリジナル脚本で実写映画化に挑んだのは「チャーリーとチョコレート工場」などを手がける鬼才ティム・バートン監督。大きすぎる耳というコンプレックスを強さに変え、引き離された母を救うため新たな一歩を踏み出すダンボの冒険を感動的に描いていく。
これがバートン作品初参加となるコリン・ファレル(「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」がダンボの世話係を演じるほか、マイケル・キートン、エヴァ・グリーン、ダニー・デヴィートらバートン組常連の豪華キャストが脇を固めている。
空飛ぶ子象、ダンボと仲間たちが繰り広げる感動物語
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サーカス団で生まれた愛らしい子象ダンボ。でもあまりに大きすぎる耳を持って生まれたために、周囲から笑いものにされてしまう。
メディチ(デヴィート)率いるサーカスに、愛らしい子象が誕生した。子象はサーカスの新しい看板として期待されるが、大きすぎる耳のため〝ダンボ〞と呼ばれ、観客から笑いものにされる。
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ダンボの世話をしていた子どもの前で、ダンボは大空へ舞い上がる。“欠点”だと思われていた大きな耳は個性であり強さだったのだ。
一方、サーカスの元看板スターだったホルト(ファレル)は留守中に最愛の妻を亡くし、残されたふたりの子どもミリーとジョーとともにダンボの世話係を任される。ある日、ミリーとジョーが、悲しむダンボを元気づけるため遊んでいると、言葉を失う出来事が起きる。ダンボがその大きな耳で飛んだのだ!
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空飛ぶ子象の噂を聞いた興行師は金儲けのため陰謀を画策。愛する母と引き離されたダンボを救うため、仲間たちの大作戦が始まる。
〝空を飛ぶ子象〞の噂は瞬く間に広がり、ダンボとホルトの一家は大都会ニューヨークの巨大テーマパーク〝ドリームランド〞へ招かれ、美しい曲芸師のコレット(エヴァ)とショーに出ることに。だがダンボで金儲けを企む者によって、ダンボは母親のジャンボと離ればなれにされてしまう。