フレディ役の裏側
記録的な大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」に主演し、ついにアカデミー賞主演男優賞を獲得。世界中から大注目を浴びているラミ・マレック。フレディ・マーキュリーを神がかり的な熱演で再現し、絶賛されたラミ・マレックとはどのような人物なのか。
フレディ役の俳優には当初『ブルーノ』のサシャ・バロン・コーエンや『メリー・ポピンズ リターンズ』のベン・ウィショーが候補となったが実現せず、その後ラミの名前が挙がった。だがその時はまだ本決まりではなく、ラミは外見からフレディに近づこうと彼にそっくりな前歯を用意し、それを装着しながら生活してやる気をアピール。ラミの本気が認められ、フレディ役に見事抜擢された。
外見が似ているわけではないのに、フレディの動きを完璧にマスターし、彼の内面まで秀逸に表現したラミの名演技は高く評価され、映画は大ヒットしたが、2018年中に発表された放送映画批評家協会賞では主演男優賞にノミネートされたものの受賞は逃した。ところが年が明け、ゴールデン・グローブ賞を受賞したのを皮切りに、英国アカデミー賞、全米映画俳優組合賞などで次々と主演男優賞を受賞。そして、ついにオスカーを手にしたラミは演技派俳優として世界的に認知されることとなった。
出演歴
「ギルモア・ガールズ」で俳優デビューしたラミは、「ミディアム/霊能者アリソン・デュボア」等にゲスト出演した後、ベン・スティラー主演の大ヒット映画「ナイト ミュージアム」シリーズ全3作に古代エジプトのファラオ・アクメンラー役で出演。「ザ・パシフィック」では「ボヘミアン・ラプソディ」のジョゼフ・マゼロと共演した。主演ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」で高い演技力を見せつけ人気俳優の仲間入りを果たす。
そのほか主な出演作に「24 TWENTY FOUR」「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2」「ザ・マスター」「セインツ 約束の果て」「ショート・ターム」「バスターの壊れた心」などがある。2019年6月21日公開の「パピヨン」が待ち遠しい。また噂では「007」の新作に悪役で出演するという話も…?
私生活
恋愛
「ボヘミアン・ラプソディ」で共演したルーシー・ボイントンと交際中のラミ。以前、彼は「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のポーシャ・ダブルデイとも交際しており、その前は「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2」のアンジェラ・サラフィアンとも噂になったことが。共演者と恋に落ちやすいのかも!?
友情
「ザ・パシフィック」以来、ジョゼフ・マゼロとは親しいが、「ボヘミアン・ラプソディ」のグウィリム・リー、ベン・ハーディとも本物の友情が芽生えたというラミ。4人仲良く添い寝する写真がジョゼフのインスタグラムで公開されファンを熱狂させた。また、クイーンのブライアン・メイとも親しくなり、ブライアンはラミとのツーショットをインスタにアップし話題となった。