SHERLOCK/シャーロック」で大ブレークしたベネディクト・カンバーバッチ&マーティン・フリーマンをはじめ、TVシリーズでキャリアを積み、映画界に進出したスターたちは数知れず。今年のアカデミー賞も彼らナシでは語れないほど快進撃を続ける注目の海ドラ出身スターをピックアップ!(文・幕田千宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

01: ラミ・マレック

【TV】MR.ROBOT/ミスター・ロボット ▶︎▶︎▶︎ 【映画】ボヘミアン・ラプソディ

伝説のバンド、クイーンを描いた『ボヘミアン・ラプソディ』で、主人公フレディ・マーキュリーの魂が乗り移ったかのような熱演を見せ、アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック。とりわけフレディが孤独を深めていく様はリアルそのものだが、ドラマ『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』でもコミュ障ハッカーの主人公を演じ、エミー賞も受賞する名演を披露している。彼にとって闇落ち演技はまさに十八番なのだ。

02: マハーシャラ・アリ

【TV】4400 未知からの生還者 ▶︎▶︎▶︎ 【映画】グリーンブック

2016年の『ムーンライト』に続いて、今年『グリーンブック』で2度目のアカデミー賞助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリ。今やすっかり演技派と認知されたマハーシャラだが、ある日こつ然と姿を現した4400人もの失踪者を巡るSFドラマ『4400 未知からの生還者』では、失踪者の一人を演じていた。その頃からどこか酸っぱいものを食べたような困った顔が印象的だったが、同時に演技派としての片鱗も見て取れる。

03: ペドロ・パスカル

【TV】ナルコス ▶︎▶︎▶︎ 【映画】キングスマン:ゴールデン・サークル

キングスマン:ゴールデン・サークル』でステイツマンのエース、ウイスキーを好演したペドロ・パスカル。その無双っぷりで強烈なインパクトを残した彼だが、海ドラクラスタの人にとってはかなりお馴染みの人物だ。多くの人気ドラマに出演している彼は近年も『ナルコス』でDEAの捜査官、『ゲーム・オブ・スローンズ』では赤い毒蛇の異名を持つ槍使いを熱演。特に後者は1シーズンの出演が惜しいほどの魅力満載なので必見だ。

04: クレア・フォイ

【TV】ザ・クラウン ▶︎▶︎▶︎ 【映画】蜘蛛の巣を払う女

スティーグ・ラーソン原作の『ミレニアム』シリーズの三度目の実写化となる『蜘蛛の巣を払う女』でヒロイン、リスベットを演じているクレア・フォイ。内向的で無愛想、全身で周囲を拒絶するような気配を漂わせる天才ハッカーを鋭く演じている彼女だが、出世作となったドラマ『ザ・クラウン』ではリスベットとは対極にあるような地位にいるエリザベス女王を好演している。そのノーブルな雰囲気はまさに別人!これぞ女優魂だ。

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