5.ワールドプレミアを欠席した理由は?
「アベンジャーズ/エンドゲーム」でメインキャストが勢ぞろいしたワールドプレミア。しかしそこにトムホの姿はなかった。じつは次回作「カオス・ウォーキング(原題)」の撮影中で、出席できなかったのだ。
「アベンジャーズ」最新作ともなれば、どんな別件よりも優先するべきともいえるが、自分が抜けることで撮影スケジュールを遅らせたら、多くの人に迷惑がかかると(本人が思ったかどうかは別として)、結果的に欠席でトムホの株が上がったのも事実。「仕事熱心なタイプ」というのは本人も語っており、基本的に真面目なんです。
6.私生活では4人兄弟のいちばんアニキ
年上のスターたちに何かとかわいがられる印象が強いトムホだが、私生活では4人兄弟の長男。2番目と3番目は双子だ。スパイダーマン役をつかんだときも「弟たちが喜ぶから、自分もうれしい」なんて、良き兄貴の発言をしていた。
双子のハリーとサムは、トムホの出世作となった「インポッシブル」にもエキストラで出演。末っ子のパディもウィル・フェレル主演のコメディ「俺たちホームズ&ワトソン」に小さな役で参加した。3人の弟たちに、コメディアンで作家の父親、カメラマンの母親は、トムホが監督した短編「ツイート(Tweet)」に出演。家族を見つめるトムホの視線が微笑ましい。「ツイート」はYouTubeで観られるので、ぜひチェックを!
7.イジられても自虐で笑いをとるド根性
あるファンがタンブラーにトムホの写真を投稿し、「トムはキュートだけど、いつも口の中にカエルを隠しているみたい」とコメント。その投稿がファンの間で大受けし、トムホの口の中で飛び跳ねてる(疑惑の)カエルに「デイヴ」という名前までつけられた。
こうして笑いのネタにされてることをトムホ自身も知ったが、本人も面白がってカエル疑惑を「本当だよ」と承認。ファンの間では、さらにトムホ×カエルのネタが過熱した。イジられることも自分の個性だと余裕なあたりが、トムホらしい。
8.チャレンジに値しなければやらない硬派ぶり
「白鯨との闘い」への出演が決まったとき、「もしロン・ハワード監督から電話があって『出演してほしい』と言われたら、誰でも即決するだろう。なんたってロン・ハワードだからね。でも僕は、演じるトーマス・ニッカーソンに興味があったんだ。彼がどんな運命をたどったか知りたいと思った」と発言したトムホ。
「チャレンジに値しなければ、やる意味もない」とも語っており、意外と言っては失礼なほど、俳優業に真摯に向き合っているよう。だからこそ、一見軽いキャラでも周囲から愛されているのかも。