中国ドラマにハズレなし!その理由は
中国ドラマがいま熱い。日本でもハマる人が続出している。ひと昔前まで中国ドラマといえば、地味で長尺という印象だったが、最近は華やか、キラキラ、美男美女の宝庫、というようにイメージが一新。その背景には目覚ましい経済成長にともなう豊潤な製作費、スターの台頭がある。さらに最近ではウェブドラマの盛況により、新作がどんどん作られている。その中から厳選されたヒット作が日本に上陸してくるのだから、面白くないわけがない。「中国ドラマにハズレなし」と言っても過言ではないのだ!
総製作費100億円!超大スケールの時代劇
中国ドラマといえば時代劇。三国志などの実際の歴史や実在の人物を題材に、歴史アクションや武侠ものが数多く作られてきた。最近は中国ドラマ史上最高の総製作費100億円をかけた超大作「神龍」シェンロン‒ Martial Universe ‒のように、最新CGを交えたファンタジー系に流行の兆しが。
一方で「武則天‒ The Empress ‒」や「瓔珞〈エイラク〉〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」といった宮廷ドラマも根強い人気を誇る。他にもロマンス史劇「蘭陵王」やライトなラブコメディ「萌妃の寵愛絵巻」など多様な作品が。
『時代劇は製作費がかかる』がネックとなり他の国では時代劇そのものの製作が減っている中、きらびやかな衣装、大規模なセットのゴージャス感も中国時代劇の魅力、売り物となっているのだ。
ラブコメからBLまでトキメキが止まらない
中国の現代ドラマで、日本での人気の主流はラブコメディ。ツンデレ御曹司と平凡な女子社員の恋を描いた「お昼時のシンデレラ」の大ヒット以後、「シンデレラはオンライン中!」「千年のシンデレラ〜Love in the Moonlight〜」などタイトルに「シンデレラ」がつく作品が多数リリースされた。
「お昼12時のシンデレラ」 (コンプリート・シンプルDVD&BD BOX1~2/ NBCユニバーサル)
中国のラブコメはシンプルで少女漫画のようなストーリーが多いが、そこに癒されるという女性ファンが続出。都会が舞台のドラマでは現在の中国の最新トレンドをチェックすることもできる。
注目したいのはBLもの。「ハイロイン〜上瘾〜」といった名作がマニアックだが確かな人気を呼んだ。また、最近はサスペンス劇「バーニング・アイス‒無証之罪‒」といった恋愛もの以外の作品も日本で紹介されるようになり、ますます期待が高まっている。
14億人から選ばれた美男美女がズラリ
中国ドラマに欠かせないもの、それは美男美女!人口が約14億人もいるのだから、イケメン、イケジョがたくさんいて当然なのだ。
女優ならいまや国際的女優の「武則天」のファン・ビンビン、モデル出身のアンジェラ・ベイビー、フーヤオ「扶揺〜伝説の皇后〜」のヤン・ミー、次世代スターのディリラバと、枚挙にいとまがない。
男優に目を転じれば「蘭陵王」で絶世の美男王を演じたウィリアム・フォン、映画「空海 KU–KAI 美しき王妃の謎」に出演したホァン・シュアンがいる。さらに、日本で本格的に紹介されれば人気沸騰間違いなしのNo1若手スターが「神龍」のヤン・ヤン。その次にはチャン・ビンビンが控えている。
14億人の中からスターになった彼らは、ルックス、演技力も確かな上に総じて努力家であると評判だ。一度ハマったらもう抜け出せない!
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