スピンオフ・シリーズ編
ディズニープラスで配信予定のスピンオフは、複数の企画が同時進行中。オビ=ワンの勇姿が見られる日は近そう!?
企画1:オビ=ワン・ケノービ
アナキンとルーク、2人をジェダイに導いたこの世界の重要人物、オビ=ワン・ケノービを主人公にしたシリーズは、『EP1〜3』でこの役を演じたユアン・マグレガーが主演。ユアン自身が2020年10月に「来年3月から撮影に入る」と発言した。
時代背景は『EP3』と『EP4』の間。辺境の惑星タトゥイーンで、密かに遠くからルークの成長を見守っていた時期のオビ=ワンのドラマが描かれる。いったいどんな事件が起きるのか楽しみ。オビ=ワンが登場する『EP1〜6』に出てきた他のキャラの再登場も期待大。
クリエイターは当初の予定のTV「エイリアニスト」のホセイン・アミニが降板し、2020年春に『ジョン・ウィック:パラベラム 』製作総指揮のジョビー・ハロルドに決定。エピソード監督には「マンダロリアン」も好評のTV「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」のデボラ・チョウが参加する。
『ローグ・ワン』のキャシアン・アンドー
主人公は『EP4』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で活躍した反乱軍の情報将校キャシアン・アンドー。演じるのは『ローグ・ワン』と同じディエゴ・ルナ。
ストーリーの詳細は未発表だが、キャシアンは情報収集や囮捜査が得意なので、スパイものになるかもしれない。時代背景は『ローグ・ワン』の前。『マイティ・ソー』シリーズのステラン・スカルスガルドが共演するが、役は未発表。
『ローグ・ワン』のキャラも再登場し、キャシアンの相棒のアンドロイドK–2SO は映画と同じアラン・テュディックが声を演じ、ジェネヴィーヴ・オーライリー演じる反乱軍のリーダー、モン・モスマも登場する。
監督には「マンダロリアン」のリック・ファムイワらが噂されたが、2020年9月に、TVシリーズ「ブラック・ミラー」の、視聴者がストーリーを選択できる異色エピソード「バンダースナッチ」が話題を集めたトビー・ヘインズが監督に決定。撮影時期の発表が待ち遠しい。
企画3:女性が主人公のシリーズ
「女性が主人公」という以外内容はまったく不明だが、クリエイターは2020年4月にルーカスフィルムが発表済み。TV「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」のクリエイターの女流監督レスリー・ヘッドランドが務める。
彼女は同性愛者であることをオープンにしているので、「スター・ウォーズ」にLGBTQのクリエイターが参加するという点でも注目を集めている。
企画4:ボバ・フェット
「マンダロリアン」の好評を受けて、ボバ・フェットが主人公のスピンオフ・シリーズが企画中だと11月に米情報サイトDeadline.com が報じた。ディズニーのCEOボブ・アイガーも2月に「マンダロリアン」のスピンオフを検討中だと語っていたがさて。公式発表はまだなので、今後のニュースを待とう。