キアヌ・リーヴスの原点ともいうべきコメディー。ビルとテッドシリーズ最新作「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」が2020年12月18日(金)に公開されます。能天気コンビのビルとテッドの変わらぬ笑顔と友情にハッピーになれる作品。今回は、見どころと鑑賞ポイントをご紹介します!(文・斉藤博昭/デジタル編集・スクリーン編集部)
ビルとテッドとは?
ロックスターに憧れるおバカ高校生二人組…だったのは30年前。今では二人とも子持ちの中年に。『ビルとテッドの音楽が将来世界を救う』と予言されていたが、バンド“ワイルド・スタリオンズ”の人気は低迷中。二人は音楽で世界を救うことができるのか⁉
注目ポイント
キアヌ独特のコメディセンスを再発見
「ビルとテッド」の他にも「バックマン家の人々」(1989)など初期はコメディも得意としていたキアヌ。そのセンスは、若い美女たちにいたぶられる「ノック・ノック」(2015)や、「トイ・ストーリー4」(2019)のデューク・カブーンの声など、ここ数年で復活してきたが、今回のテッド役で一気に爆発!
タイムマシンは電話ボックス
ビルとテッドがタイムマシンとして使うのは、シリーズでおなじみの電話ボックス。プッシュホンを押して行き先を決めるなど、アナログな使い方が笑える。「ハリー・ポッター」でも魔法省の入口だったように、電話ボックスは時空を超えるアイテムにぴったりなのかも!?
ビルの娘とキアヌの意外な関係
ビルの娘、ティアを演じるサマラ・ウィーヴィングは、ヒューゴ・ウィーヴィングの姪。キアヌとヒューゴといえば「マトリックス」3部作で共演した仲。サマラは2021年公開の「ガンズ・アキンボ」でダニエル・ラドクリフと共演するなど今後、要注目の存在だ。