ビルとテッドとは?
ロックスターに憧れるおバカ高校生二人組…だったのは30年前。今では二人とも子持ちの中年に。『ビルとテッドの音楽が将来世界を救う』と予言されていたが、バンド“ワイルド・スタリオンズ”の人気は低迷中。二人は音楽で世界を救うことができるのか⁉
Wインタビュー
キアヌ・リーヴス×アレックス・ウィンター
“全人類の心が一つになる”というテーマは今僕らに必要なことなんだ
── 前作から30年近くの年を経てビルとテッドは賢くなったと思いますか?
キアヌ・リーヴス
『もちろん!』
アレックス・ウィンター
『僕らは賢くなったと思うよ、ちょっとだけね』
キアヌ・リーヴス
『彼らには子どもがいて、お互い友情は続いている。そして人生の苦難を抱えているんだ。「全人類を一つにする」という例の曲を作ろうとしてね。でも彼らは、くたびれたオヤジじゃなく、不屈の精神は健在だよ。まさにその不屈の精神を描いたのがこの作品なんだ』
── お二人は長年の友人ですが、ケンカをしたことはありますか?
キアヌ・リーヴス
『アレックスと僕が言い合いをしたことなんてないと思うよ』
アレックス・ウィンター
『僕らが意見の相違があったことなんてあるのかな、覚えてないな。すごく変だよね。兄弟みたいな関係だよ。兄弟でもケンカはするけど、僕らの場合は、常に相手に対してすごく寛大なんだ。常に平静だ。それがスクリーンで演じている二人にも表われているんじゃないかな。二人は本当に物事に動じないんだ』
── 本作で描かれる“団結”というテーマについて。
キアヌ・リーヴス
『この映画には時代を超越したものを感じるんだ。いつの時代もああいう風に1つになるっていうのは、ちょっといいじゃないって思う。願わくば、みんながこの物語に好意的な反応をしてくれて、映画を楽しんでほしいね。この映画で描かれる“全人類の心が一つになる”というテーマは、まさに今僕らに必要なことなんだ』
シリーズ前2作をプレイバック!
ビルとテッドの大冒険(1989)
ロックスターを夢見る高校生ビルとテッドは、歴史科目の落第を避けるべく、電話ボックス型のタイムマシンで時空旅行を繰り広げる。歴史上の人物たちと出会い、大騒動を巻き起こすビルとテッドの大冒険のはじまり。
ビルとテッドの地獄旅行(1991)
キャストが再結集したシリーズ第2弾。将来ロックスターとして人類を救うはずのビルとテッドは未来の悪の権化デ・ノモロスによって命を奪われてしまう。ゴーストとなった二人が、今度は死後の世界で大冒険!
「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」
2020年12月18日(金)公開
原題:ビルとテッドが困難に立ち向かう
アメリカ/2020年/1時間31分
配給:ファントム・フィルム
監督:ディーン・パリゾット
出演:キアヌ・リーヴス、アレックス・ウィンター、クリスティン・スカール、サマラ・ウィーヴィング
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