世界最高峰の映画の祭典といえば、アカデミー賞! 例年2月に開催されていますが、今年は新型コロナウィルスの影響により2021年4月25日(現地時間)に開催される予定ですね。毎年世界中から注目を集める映画賞ですが「そもそもどんな賞なのか?」「どのようにしてノミネート作品に選ばれるのか?」知らない方も多いのではないでしょうか。そんな映画ファンの方へ、今回は『アカデミー賞』についてやさしく解説をしていきます! 授賞式に向けて復習をしておきましょう。

アカデミー賞とは

アカデミー賞授賞式の第一回目は1929年。世界三大映画祭と比べても歴史が長く、なんと今年で93回を迎えます。主催は、アメリカ合衆国などの映画業界人たちによって結成する団体、映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences=AMPAS)。

補足:世界三大映画祭 初回開催年

  • カンヌ映画祭…1946年(毎年5月開催)
  • ベルリン国際映画祭…1951年(毎年2月開催)
  • ヴェネツィア国際映画祭…1932年(毎年8月末から9月初旬開催)

元々アカデミー賞授賞式は、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)がロサンゼルスのホテルで行った夕食会の一環として始まったのがきっかけ。

現在では、アメリカ映画の発展を目的にキャストやスタッフを表彰し成果を讃えるための映画賞(通称“オスカー”)として、世界的にも注目を集めています。

画像: アカデミー賞とは

毎年2月(または3月)にハリウッドにあるドルビー・シアターにて授賞式が行われ、その様子を海外ではアメリカの放送局ABC、日本ではWOWOWにて生中継しています。授賞式当日では、豪華セレブたちがレッドカーペットを行き来する様子や、受賞者のスピーチなども見どころですよね。

アカデミー賞は、映画賞の中でも特に知名度が高く、受賞後の興行収入に大きな影響を与えるため、映画関係者は毎年賞レースの行方が気になるもの。

受賞後には、作品のCMやポスターなどで「アカデミー賞○○賞受賞!」「アカデミー賞○冠獲得!」という言葉をよく目にするのではないでしょうか。

その数なんと○○!アカデミー賞の部門について

画像: その数なんと○○!アカデミー賞の部門について

アカデミー賞の部門はいくつあると思いますか?

正解はなんと24部門! かなりたくさんありますよね! 各部門は主に作品・キャスト・スタッフの3つに分類され、中でも作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞は主要6部門として注目を集めています。

アカデミー賞部門まとめ(全24)

  • 作品賞
  • 監督賞
  • 主演男優賞
  • 主演女優賞
  • 助演男優賞
  • 助演女優賞
  • 脚本賞
  • 脚色賞
  • 国際長編映画賞
  • 長編アニメーション賞
  • 撮影賞
  • 編集賞
  • 美術賞
  • 衣装デザイン賞
  • メーキャップ&ヘアスタイリング賞
  • オリジナル作曲賞
  • オリジナル歌曲賞
  • 録音賞
  • 音響編集賞
  • 視覚効果賞
  • 長編ドキュメンタリー映画賞
  • 短編ドキュメンタリー映画賞
  • 短編実写映画賞
  • 短編アニメーション映画賞

昨年のノミネート&受賞結果が気になる方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください↓

意外と知らない!? ノミネートの基準

前述の通り、アカデミー賞の授賞式は例年2月(または3月)に開催されますが、毎年11月に予備選考があり、1月頃にノミネート作品が発表されます。毎年この時期になると映画関係者はもちろん、発表を心待ちにしているファンの方も多いのではないでしょうか。

画像: 意外と知らない!? ノミネートの基準

実はこのノミネート作品、どんな作品でも該当するという訳ではありません。
ノミネートされるには『授賞式の前年1年間で、アメリカ・ロサンゼルスにて7日間以上上映され、作品の長さが40分以上あること』などの基準が設けられています。

また、ノミネートと作品の選考については映画芸術科学アカデミー(AMPAS)の会員による投票にて行われています。会員は、映画監督・脚本家・俳優など業界で功績をあげた映画人たちで構成されており、まさに映画業界のプロ集団とも言えるでしょう。

アカデミー賞の賞金はいくら…? オスカー像は誰のこと?

「アカデミー賞の賞金は一体いくら?」気になるところですが、実はアカデミー賞には賞金がありません。受賞者には、映画賞の名誉と副賞として受賞名が刻印された金のオスカー像が贈呈されます。オスカー像は全高34.3cm(台座含む)、重さ3.86kg。映画ファンであれば一度手にしてみたいものですよね。

この“オスカー”という愛称は今や当たり前となっていますが、正式名称は「Academy Award of Merit」。授賞式のオープニングで司会者やプレゼンターが「Who’s going home with Oscar?」(オスカーと家に帰るのは誰なのでしょうか?)と決まり文句のように発言していることから、いつの間にか世界的にも定着するようになりました。

画像: アカデミー賞の賞金はいくら…? オスカー像は誰のこと?

このオスカー像「一体誰をモチーフにしているの?」と思いますが、実は明確な由来は明らかになっていないようです。諸説ありますが、アカデミー賞事務局のマーガレット・ヘリック氏がオスカー像を見て「(自分の)オスカー叔父さんにそっくりだ」と発言したことをきっかけにその名が広まった説が有力!?のようです。

その他にもジャーナリストが考えたという説や受賞者の夫の名前などさまざまな説がありますが、どれも定かではないようです。

今年の期待作品は?

アカデミー賞は「アメリカ映画の祭典」と呼ばれることもあり、かつてはアメリカ映画を対象とした映画賞でした。しかし、最近では外国語映画やNetflixやAmazon Prime Videoなど配信作品なども作品賞にノミネートされ、長い歴史にも変化が現れてきました。

昨年は「パラサイト 半地下の家族」(2019)が作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞の4冠という偉業を成し遂げ、特に英語圏以外の作品が作品賞を受賞するのははじめてのことで、例年以上の盛り上がりを見せましたね。今年はどんな作品が受賞するのか楽しみですね!

まとめ

その名を知らない人はいない、と言うくらい有名なアカデミー賞ですが、歴史やオスカー像の由来など意外と知らないことがたくさんありました。背景に触れることで、賞の素晴らしさや重みなどが理解できたかと思います。

今年は一体どんな賞レースが待っているのでしょうか!? 有力候補作品について知りたい!という方はぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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