実写版『アラジン』の大ヒットも記憶に新しいガイ・リッチー監督の新作『ジェントルメン』は、自身の出世作をトリビュートしたような設定や描写が満載。“リッチー・ワールド”全開の本作の魅力を紹介します!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)

登場人物

ロザリンド(ミシェル・ドッカリー)

ミッキー(マシュー・マコノヒー)

画像: 登場人物

右)ミッキー:英国の大麻ビジネスを仕切る犯罪王。唯一の弱点は妻への愛と献身

左)ロザリンド:ミッキーの妻。度胸も知性も夫と同等

マリファナ王"ミッキーの500億円を狙う"一ジェントルメン流のワルたち"

レイ(チャーリー・ハナム)

画像1: マリファナ王"ミッキーの500億円を狙う"一ジェントルメン流のワルたち"

ミッキーの右腕。服装は英国紳士だが、言葉使いは紳士とは真逆。

フレッチャー(ヒュー・グラント)

画像2: マリファナ王"ミッキーの500億円を狙う"一ジェントルメン流のワルたち"

金のためなら何でもする私立探偵。映画マニアで脚本を書いている。

コーチ(コリン・ファレル)

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凄腕のボクシングジムのコーチ。ジムの弟子たちとの絆は強い。

ドライ・アイ(ヘンリー・ゴールディング)

画像4: マリファナ王"ミッキーの500億円を狙う"一ジェントルメン流のワルたち"

強気なチャイニーズ・マフィアの若頭。ボスの座を狙っている。

マシュー(ジェレミー・ストロング)

画像5: マリファナ王"ミッキーの500億円を狙う"一ジェントルメン流のワルたち"

アメリカ人の大富豪。ミッキーと商談中。

ビッグ・デイヴ(エディ・マーサン)※画像中央

画像6: マリファナ王"ミッキーの500億円を狙う"一ジェントルメン流のワルたち"

ゴシップ紙の編集長。ミッキーに恨みがある。

知ればもっと『ジェントルメン』が楽しめる⁉
本物の英国紳士 ガイ・リッチー監督

画像: 知ればもっと『ジェントルメン』が楽しめる⁉ 本物の英国紳士 ガイ・リッチー監督

華やかすぎる英国交友録

マドンナとの結婚式ではグウィネス・パルトロウがブライズメイドに。彼女との息子ロッコの名付け親はスティングと妻トゥルーディ・スタイラー。

また、マドンナと夫婦だった時に養子にしたアフリカ系の息子デヴィッドの名付け親は『アナザー・カントリー』(1984)のルパート・エヴェレット。元サッカー選手デヴィッド・ベッカムとも親しい。

英国の人気男優がこぞって出演

リッチー作品には、大作じゃなくても英国男優たちが我も我もと出たがる。『リボルバー』(2005)には常連のジェイソン・ステイサムとマーク・ストロングが、『ロックンローラ』(2008)にはジェラルド・バトラーやイドリス・エルバ、トム・ハーディ、トビー・ケベルらが出演。

生い立ちがリアル・ジェントルマン

父は広告会社重役という富裕な家に生まれ、両親は5歳の時に離婚するが、父は女男爵と再婚、母は準男爵と再婚。

リッチーは継父の実家である17世紀建立の城で育ち、最初に入学した学校は1837年設立の名門ウィンドルシャム・ハウス・スクール。15歳で学校をドロップアウトしたが、元はお坊ちゃまなのだ。

友人はあの英国人監督&俳優

『キングスマン』(2014)の監督マシュー・ヴォーンは、リッチーの初監督作で製作を担当し、マドンナとの結婚式ではベストマンを務めた大親友。

『ロケットマン』(2019)のデクスター・フレッチャー監督とステイサムも、初監督作に出演以来の盟友。ステイサムはリッチーの最新作『ラース・オブ・マン(原題)』と撮影中の『ファイブ・アイズ(原題)』に主演。

画像: 『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)のプレミアにて盟友のフレッチャー(左)&ステイサム(右)と Photo by SGranitz/WireImage/GettyImages

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)のプレミアにて盟友のフレッチャー(左)&ステイサム(右)と

Photo by SGranitz/WireImage/GettyImages

ジェントルメン
2021年5月7日(金)公開

イギリス=アメリカ/2020/1時間53分
配給:キノフィルムズ
監督:ガイ・リッチー 
出演:マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、コリン・ファレル、ヒュー・グラント

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