度重なる公開延期を経て、『007』シリーズ 25作目にして最新作がいよいよ日本公開。ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最後の闘い。今その全貌が明かされます。

ストーリー

ボンドは00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIAの旧友フィリックスが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者の救出という任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなる。そして、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕の追跡が始まる。

「NO TIME TO DIE(死ぬ暇などない)」はボンドを待つ壮絶な闘いと運命を暗示

前作『007 スペクター』から6年、シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が度重なる延期を経てついに公開を迎える。ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じるのはこれが最後。『007 カジノ・ロワイヤル』から始まった6代目ボンドの物語にいよいよ終止符が打たれる。

画像: ボンドのもとに旧友フィリックスが現れたことで新たな物語の幕が開く

ボンドのもとに旧友フィリックスが現れたことで新たな物語の幕が開く

00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていたボンド。そこにCIAの旧友が現れたことで、新たな物語の幕が開く。今回ボンドの前に立ちはだかるのは、シリーズ史上最凶の敵といわれるテロリスト、サフィン。ボンドの恋人スワンと旧知の間柄らしく、ボンドにただならぬ執着を見せる。「人類を淘汰すれば世界はより良い場所になる」と語るサフィンの企みとは何なのか? タイトルの「NO TIME TO DIE」の意味は「死ぬ暇などない」。それはボンドを待つ壮絶な闘いと運命を暗示しているようだ。

画像: ラシャーナ・リンチが演じるのは新たな“ダブルオー”エージェント

ラシャーナ・リンチが演じるのは新たな“ダブルオー”エージェント

悪役サフィンを演じるのは『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のオスカー俳優ラミ・マレック。さらに『キャプテン・マーベル』(2019)のラシャーナ・リンチ、『ブレードランナー 2049』(2017)のアナ・デ・アルマスと強力な新キャストが加わる。

画像: 史上最凶の敵役には『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック

史上最凶の敵役には『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック

レギュラーメンバーではレア・セドゥ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、クリストフ・ヴァルツ、レイフ・ファインズらが続投。『ジェーン・エア』(1943)のキャリー・ジョージ・フクナガが新たにメガホンを取り、新世代の歌姫ビリー・アイリッシュがシリーズ史上最年少で主題歌を手がける。

画像: ボンドも知らない、恋人スワンと敵役のサフィンの関係性とは?

ボンドも知らない、恋人スワンと敵役のサフィンの関係性とは?

画像: おなじみのMI6スタッフ、Mやマネーペニーも再登場

おなじみのMI6スタッフ、Mやマネーペニーも再登場

本作はシリーズ初となる4D(MX4D/4DX)、ScreenXでの上映も決定。ジャマイカに始まり、壮大な景観のノルウェーやスコットランド、MI6の本拠地ロンドン、世界遺産のイタリアはマテラまで、世界規模で繰り広げられるスパイ・アクションを臨場感たっぷりに全身で体感できる。記念すべき25作目という『007』シリーズの集大成。そしてクレイグ版ボンドへの「さよなら」。そのときが、ついに来る。

ここに注目!チェックポイント

チェック1

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ボンド役を演じるのはこれが最後といわれるダニエル・クレイグ。登板一作目は2006年の『007 カジノ・ロワイヤル』で、15年にわたってボンドを演じたことになる。今回で5度目のボンド役となるが、役作りのハードルは毎回高くなり、「最初は役作りに3ヵ月かかったが今では1年くらいかかっている」と明かす。

チェック2

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“ボンドガール”から“ボンドウーマン”へヒロイン像の刷新が図られる『007』。今回の重要なカギを握る人物の一人がアナ・デ・アルマス演じるパロマだ。CIAエージェントということ以外謎に包まれているが、吹替版の水樹奈々は「パロマはキュートでマイペースなキャラクターですが、いざ戦闘モードのスイッチが入ると豹変!」と語っている。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
2021年10月1日(金)公開

アメリカ/2021/2時間44分/東宝東和
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
出演:ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、 クリストフ・ヴァルツ、レイフ・ファインズ、アナ・デ・アルマス
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