【コラム】ミニオンの魅力!
映画好きこそビビビッと!? あふれる映画&アニメーションへの愛
本作の監督を務めたのは2015年の『ミニオンズ』で初監督を務め、2017年の『怪盗グルーのミニオン大脱走』でも続投したカイル・バルダ。ミニオンたちの魅力を知りつくした監督だけに、今回もこの黄色の愛らしい奴らの魅力をトコトン活かしきっている。
例えば彼らはいろんなモノになりきるのが得意でコスプレなどもよく行ってきた。『怪盗グルーのミニオン大脱走』でもキャビンアテンダントに扮したが、今回はCAのみならずパイロットにも扮し、無茶苦茶な飛行機の操縦まで行ってしまう。またカンフーを修業した後は、黄色いトラックスーツに身を包んで完全にブルース・リーになりきりってみせる。
ついでにいえば、ミニオンたちが『007』シリーズのオープニング・タイトルのイメージのパロディを行ったのもステキすぎる。また今回は目を潤ませて相手に懇願するという、『シュレック』シリーズの長ぐつをはいたネコの必殺技までゲット。
これまでもパロディ精神にあふれ、『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013)で紫の怪物に変身する際にワーナーのルーニーチューンズのキャラクター、トゥイーティーがある薬を飲んで怪物になるシーンの影響を感じさせたり、ベルギーの漫画「スマーフ物語」のキャラ、ガーガメルが登場するなど、様々なアニメーションの影響を感じさせたミニオンたちが、今回もそういった魅力を発揮。完全な漫画映画=カートゥーンとして、本作を成立させているのだ。
そもそもミニオンの存在自体が『チャーリーとチョコレート工場』(2005)のウンパ・ルンパと『スター・ウォーズ』シリーズに登場するジャワたちから着想を得たそうで、映画愛とアニメーション愛にあふれているから、映画好きこそビビビッと感じるところが多いミニオンたち。
今回はさらに『ミニオンズ』でリーダー的役割のケビン、熊のぬいぐるみを持つボブ、ギター好きの一つ眼ミニオンのスチュアートという人気ミニオン3人が揃った上、新キャラで歯列矯正中などが特徴的な、超天然ドジなオットーがプラス。漫画映画的展開に花を添えている。
もちろん彼らミニオンズの声を担当するのは、かつて監督を務めたピエール・コフィン。インドネシア人とフランス人のダブルでインドネシア語・フランス語・イギリス英語の訛りがあるコフィン氏が放つミニオン語も相変わらずユニーク。そんな風に今までの経験を活かしたミニオンたちの活躍が、作品を盛り上げているのだ。
ロフトでもミニオンたちがフィーバー!
ロフトでは、『ミニオンズ フィーバー』の公開を記念し、関連商品を販売するPOP UP企画【『ミニオンズ フィーバー』公開記念「 サマー フィーバー コレクション」】を全国のロフト並びにロフトネットストアにて開催!
本作をモチーフにしたロフト限定品22種類と、映画アートを使用した17種類のグッズが販売されるほか、お買い上げ抽選プレゼントも実施。映画と合わせて楽しもう!
『ミニオンズ フィーバー』公開記念「サマー フィーバー コレクション」
期間: 6月24日(金) ~ 7月18日(月・祝)
展開場所:銀座ロフト、渋谷ロフトなど全国のロフト136店舗およびロフトネットストア
※ 店舗により規模は異なります。
「ミニオングッズが当たる!お買い上げ抽選プレゼント!」
期間中、ロフト全店並びにロフトネットストアで税込 2,000円以上お買い上げの方にミニオングッズセット(非売品) が当たるWEB応募型抽選キャンペーンを実施!
ミニオンズフィーバー
2022年7月15日(金)公開
アメリカ/2022/88分(吹替版:89分)/東宝東和
監督:カイル・バルダ
声:スティーブ・カレル、タラジ・P・ヘンソン、ミシェル・ヨー
吹替:笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子
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