「ミニオンズ」シリーズ、待望の最新作『ミニオンズ フィーバー』が2022年7月15日(金)にいよいよ公開。ケビン&ボブ&スチュワートが映画館で再びキュートに大暴れ! 今回は幼き日の怪盗グルーを救うべく大奮闘します!(文・横森文/デジタル編集・スクリーン編集部)

危機に陥った“ミニボス”をミニオンたちは救えるのか!?

今や超人気アニメーションスタジオとなったイルミネーション。中でも一番の人気シリーズが『怪盗グルー』だ。その最新作は、月を盗んだ大泥棒グルーがまだ11歳の時の物語がつづられていく。

2015年の『ミニオンズ』では、古代からずっと生きてきたミニオンたちが1968年に少年だったグルーと出会うところが描かれた。今回はグルーはミニオンたちから“ミニボス”と呼ばれており、少し濃ゆい関係になった彼らと巻き起こす騒動や、グルーが憧れた大悪党ナックルズとの友情など、少年グルーの成長物語にもなっているのがポイント。

画像: 危機に陥った“ミニボス”をミニオンたちは救えるのか!?

少年グルーの夢は“スーパー・ヴィラン”になること。特に世界最強の悪党集団ヴィシャス・シックスに入りたいと願っている。一方ヴィシャス・シックス内では、リーダーのワイルド・ナックルズが窮地に追いやられていた。竜の万能パワーが与えられる石“ゾディアック・ストーン”を手に入れたが、ベル・ボトムら仲間たちの裏切りにあったのだ。

グルーはそんな中でヴィシャス・シックスに加入しようとするが、子供だと笑われ、咄嗟に石を盗んだことから追われるハメに。しかもミニオンのオットーがその石を失くしてしまったからサア大変。グルーたちの運命は!?

鑑賞前にここはチェック!

チェック1:そもそもミニオンって何者!?

画像: 悪気なく大騒動を巻き起こすミニオンたち

悪気なく大騒動を巻き起こすミニオンたち

人類たちが地球に登場する遥か前から存在し、常に強いモノを主とし、仕えるのが習性のミニオンたち。恐竜時代にはティラノサウルス、また歴史の英雄ナポレオンに仕えたことも。ただ天然ドジゆえ、時にはボスを破滅させることもある。

基本的にはいたずら好きで陽気だが、よく見ると一人ずつとても個性的。前作『怪盗グルーのミニオン大脱走』(2017)では愛想をつかしてグルーのもとを去り、刑務所に入ったり、本筋と関係ないところで大冒険を。

チェック2:70年代の空気感ぎっしり!

画像: ファッションやアイテムもレトロかわいい

ファッションやアイテムもレトロかわいい

本作の舞台となるのは70年代。お話としては『ミニオンズ』(2015)と『怪盗グルーの月泥棒』(2017)の間の話となり、少年だったグルーと日々小さな悪事を働いては嬉々として暮らしているミニオンズの姿が描かれる。

70年代は『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)に代表されるディスコブームや『燃えよドラゴン』(1973)が世界的にヒットし、アクション映画の殺陣がボクシングからカンフースタイルに変わった時代。そんな影響が本作でも色濃く出ているのだ。

チェック3:新しいキャラも続々登場!

画像: ベル・ボトム(中央)などネーミングもユニーク

ベル・ボトム(中央)などネーミングもユニーク

新キャラの中でも一番の注目は、少年グルーの憧れの悪党であり、自分を裏切った組織の復讐に燃えるワイルド・ナックルズ。声を当てるのは『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)のアラン・アーキン。日本語版は市村正親。

ミニオンにカンフーを教えるマスター・チャウには『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のミシェル・ヨー。日本語版は渡辺直美。ナックルズを裏切るベル・ボトムはタラジ・P・ヘンソン、日本語版は尾野真千子が担当。

ミニオンズフィーバー
2022年7月15日(金)公開

アメリカ/2022/88分(吹替版:89分)/東宝東和
監督:カイル・バルダ 
声:スティーブ・カレル、タラジ・P・ヘンソン、ミシェル・ヨー
吹替:笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子
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