『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のバズ・プーンピリヤ監督の最新作『プアン/友だちと呼ばせて』が8月5日(金)より全国順次公開。この度、本作の製作総指揮を努めたウォン・カーウァイからのコメントが到着。さらに、小島秀夫、カツセマサヒコら著名人からのコメントも公開された。
本作は「こんな映画アリ!?」と大興奮を巻き起こし、本国タイで年間ランキング1位、アジア各国でタイ映画史上歴代興収1位を奪取、世界中からリメイク権を熱望され、日本でも大ヒットを記録した『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のバズ・プーンピリヤ監督最新作となるロードムービー。
彼の才能に心底惚れた、『花様年華』『恋する惑星』の巨匠ウォン・カーウァイが自らプロデュースを熱望。完成した作品はサンダンス映画祭でプレミア上映され、ワールドシネマドラマティック部門で審査員特別賞に輝いた。
そんなカーウァイから、作品の出発点が語られるとともに、日本のファンに向けたメッセージが到着した。
ウォン・カーウァイ
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』でバズの作品に出会い、彼のユニークな才能を本当に見逃すことはできませんでした。そこで、彼を香港に招き、バケットリスト(※死ぬまでにしたいことリスト)とともにカクテルを何杯も飲みながらバンコクからニューヨークまでを巡るバディの物語を作ることにしたのです。それが本作『プアン/友だちと呼ばせて』で、バズのこれまでの作品の中で最もパーソナルな作品となっています。
パンデミック中に素晴らしい仕事をし、献身的に働いてくれたバズと彼のチームに改めて感謝したいと思います。そして日本の友人たちへ、この映画はあなたの大切な人と分かち合うべき映画です。皆さんが楽しんでくれることを願っています。