2009年に公開されてカルト的な人気を博したホラー・サスペンス『エスター』の前日譚、『エスター ファースト・キル』が2023年3月31日(金)にいよいよ公開!

カルト的な人気を博したホラー・サスペンス
『エスター』の前日譚

2009年に公開されてカルト的な人気を博したホラー・サスペンス『エスター』の前日譚。前作撮影当時10歳でエスターを演じたイザベル・ファーマンが、25歳になった今回もメイクや撮影テクニックを駆使してエスターに扮している。『ハスラーズ』(2019)のジュリア・スタイルズがエスターの母親役を演じているほか、『ポゼッサー』(2020)のロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンランらの共演。ホラーを得意とする『ウェア―破滅―』(2013)のウィリアム・ブレント・ベルが監督、前作でも原案を担当したアレックス・メイスが今回も原案と製作で参加している。

彼女が再び帰ってくる!
エスター(イザベル・ファーマン)

画像: 彼女が再び帰ってくる! エスター(イザベル・ファーマン)

少女のような外見だが実は成人女性。エストニアの精神科療養所に収容されていたが、性格はとてつもなく凶暴で、詐欺師のようにずる賢い。施設でも最も警戒するべき対象として扱われていたが、その狡猾さは警戒を上回った。だが渡米してからは意外な展開に陥ってしまう。

『エスター ファースト・キル』あらすじ

画像: 『エスター ファースト・キル』あらすじ

2007年、エストニアの人里離れた精神科療養所にリーナ(ファーマン)という女性が収容されていた。見た目は可愛らしい少女だが、実は凶暴でずる賢い成人女性だ。男性職員を誘惑して脱走した彼女は、パソコンでアメリカの行方不明者のデータベースにアクセス、自分に似た失踪者のファイルを見つける。

コネチカット州の裕福な慈善家トリシア(スタイルズ)は4年前に娘エスターが失踪していたが、ロシアで発見されたと知らされる。帰ってきたエスターは成長し絵の才能も見せるが、地元の刑事が不審な動きをし、エスターはその刑事を排除しようとするが……。

1作目プレイバック『エスター』(2009)

画像: 1作目プレイバック『エスター』(2009)

3人目の赤ちゃんを流産してしまい精神的に不安定になった妻ケイトのため、夫ジョンは養子を迎えることを提案、二人で地元の孤児院を訪れる。そこで聡明で大人びた少女エスターを見た夫妻は彼女を気に入って引き取るが、エスターは次第にその恐るべき本性をあらわにしていくのだった。

インタビュー:イザベル・ファーマン

画像: イザベル・ファーマン Photo by Daniele Venturelli/Getty Images For Red Sea International Film Festival

イザベル・ファーマン

Photo by Daniele Venturelli/Getty Images For Red Sea International Film Festival

またエスターを演じないかというオファーをもらった時は興奮したし、怖いと感じたわ。でも多くのサポートが得られることは分かっていたから、イエスと答えるのは簡単だった。製作がスタートしてからは監督と際限なく話したり、何度も一作目を見直したりしたけど、一番重要だったのは自分の子どもらしい部分を再発見することだった。なぜって、今回は実際に大人の女性が子どものふりをするというのが最大のチャレンジだったからよ。前作では、子どものふりをする女性のふりをする子どもだったんだから。

完成した映画を見た時は、「なんてこと、私たちはそれをやり遂げたわ!」と思った。撮影中はうまくいくと信じていたけど、実際に見るまでは分からないでしょ。でも初めて見たみんなは、私と同じようにショックを受けていたと思う。この映画は、1作目よりずっと多くの興奮をもたらしてくれると思うわ。

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『エスター ファースト・キル』
2023年3月31日(金)公開
アメリカ/2022/1時間39分/ハピネットファントム・スタジオ
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンラン

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