全世界累計興行収入は10億ドル(約1420億円)を突破し、大きな話題となっている映画『バービー』が、いよいよ今週11日(金)より日本公開となる。マーゴット・ロビーがプロデューサーと主演を務め、『レディ・バード』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などを手がけたグレタ・ガーウィグが監督・脚本・製作総指揮を務めた本作。今回、本作のプロモーションのため来日を果たしたグレタ・ガーウィグ監督と、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンのインタビューが実現。二人の貴重なインタビューをお届けします。(取材・文/奥村百恵)

現代のディスコシーンをベースにした選曲

ーー本作で使用されている音楽はデュア・リパの「Dance The Night」、ビリー・アイリッシュの「What Was I Made For ?」をはじめ豪華なアーティストが参加していますが、どのように選曲されていったのでしょうか。

グレタ「今回、ディスコをベースにした楽曲をたくさん使用するのが私の夢だったので、現代のディスコクイーンは誰だろうと考えて、それはデュア・リパしかいないだろうと。それでオファーしたら彼女がOKしてくれたんです。そのあと、ビリー・アイリッシュ、リゾ、ニッキー・ミナージュ、チャーリーXCX、ザ・キッド・ラロイ、サム・スミス、FIFTY FIFTY、ハイムなどあらゆるアーティストの参加が決まりました」

画像: 現代のディスコシーンをベースにした選曲

デイビッド「参加するアーティストを決める期間中に、僕はロンドンにいてグレタはニューヨークにいたので、週に1度電話をすると、どんどん彼女が希望するアーティストが増えていったんです。なので電話越しに『え! そのアーティストも加えるの? どんどん増えるね』なんて言って(笑)。気づいたら豪華アーティスト集結のサントラになってましたね」

グレタ「音楽を決めるのは本当にスリリングでクールな体験でした。独自のスタイルを持ったアーティストたちが、それぞれバービーとご自身との関係性を楽曲に反映させてくださいましたし、中には映画のシーンに合わせて曲を書き下ろしてくださる方もいて本当に嬉しかったです。豪華アーティストとの仕事は夢のような最高の経験になりました」

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