スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルとラグジュアリーブランドとして映画製作に初めて本格的に参入したサンローランの子会社「サンローラン プロダクション」がタッグを組み製作した短編『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』7月12日(金)に公開される。この度、メインキングスチールとペドロ・アルモドバル監督のコメントが到着した。

「この二人と一緒に仕事ができたことはとてもスリリングな経験だ」

この度、解禁となったメイキングスチールは、クリント・イーストウッド主演映画『荒野の用心棒』(1964)、『夕陽のガンマン』(1965)の撮影のために作ったスペイン・アルメニアにある町で、アルモドバル監督が直接イーサン・ホークやペロド・パスカルに演出する姿が写し出されている。

50年以上前の撮影時に建てられたセットはすっかり姿を消していたが、埃っぽさと経年の変化は、この場所に信憑性を与え、当時を彷彿とするような本作のセットが完成した。

アルモドバル監督は「この二人と一緒に仕事ができたことはとてもスリリングな経験だ」とし、「私の最初の意図は、西部劇のようなジャンルでは伝統的に沈黙を守ってきた、この二人の中年男性に声を与えることだった。沈黙を破るというアイデアに惹かれたんだ。このジャンルをこよなく愛しているが、まさか自分が西部劇を撮ることになるとは思ってもみなかった。史上最も暑い夏の耐え難い気温にもかかわらず、私はこの撮影を大いに楽しんだ」と語っている。

また伝統的でありながら、美しく斬新な衣装については「本作のすべての衣装はサンローラン(クリエイティブ・ディレクター)のアンソニー・ヴァカレロによるものだが、当時を再現するのではなく、1900年から1915年にかけての西部劇で俳優たちがどのように着こなしていたかに注目し、当時の映画からインスピレーションを得てデザインした」と語っている。

『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』  
7月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国公開 
配給:ハーク  
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