（文・清水久美子／デジタル編集・スクリーン編集部）
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ドラマ部門
ドラマ部門 主演男優賞ノミネート
真田広之（「SHOGUN 将軍」）
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主演とプロデューサーを務める「SHOGUN 将軍」は世界的な人気と高い評価を得て、作品賞を含む25個という最多ノミネート。真田広之が演じる徳川家康にインスパイアされた戦国武将・吉井虎永の凛とした佇まいや、気迫の感じられるアクション、カリスマ性に魅了され、シーズン2以降も見続けたいと思う人が続出している。
ドラマ部門 助演男優賞ノミネート
浅野忠信（「SHOGUN 将軍」）
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己の野望を叶えるために、形勢が有利な側に付こうと策略と裏切りを繰り返す日和見主義の異色な武将・樫木藪重を演じ、人気を博した浅野忠信。一人だけあえて現代風のセリフ回しで、ユニークなキャラクターに扮し、番組を盛り上げている。スタッフからは「ロックスター」と評されたという彼は、エミー賞候補でも注目の的だ。
ドラマ部門 主演女優賞ノミネート
アンナ・サワイ（「SHOGUN 将軍」）
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『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』などハリウッド大作でキャリアを積み、「SHOGUN 将軍」で細川ガラシャをモデルにしたと言われる、英語を話せる敬虔なキリシタン・戸田鞠子を熱演。アクションも披露しつつ、鞠子の複雑な内面を繊細に表現して、主演女優賞候補に。美しく大胆な演技を、日本人を代表して披露した。
ドラマ部門 助演女優賞ノミネート
エリザベス・デビッキ（「ザ・クラウン」シーズン6）
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チャールズ皇太子との離婚、そして悲劇的な事故に遭ったダイアナ妃の心の痛みを秀逸に再現し、昨年に続いて２度目のノミネート。今年のゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞、放送映画批評家協会賞をすでに受賞しているエリザベス。「ザ・クラウン」は最終シーズンということもあり、受賞の可能性は非常に高そうだ。
こんな人も気になる！〈ドラマ部門〉
オスカー俳優のゲイリー・オールドマンは、「窓際のスパイ」ではシーズン3で主演男優賞に初ノミネート。「ザ・クラウン」で最後にエリザベス女王を演じたイメルダ・スタウントンは、最終のシーズン6で主演女優賞に初ノミネートされた。英国のベテラン演技派俳優がそろってノミネートされたことに注目したい。また、最多ノミネートの「SHOGUN 将軍」からは、石田三成が基となった石堂和成を演じた平岳大も候補に選ばれている。
