【ジェラール・フィリップ】は、1922年 フランス/カンヌの生まれ。地元の演劇学校を経て、第二次世界大戦後に名門フランス国立高等演劇学校へ入学。演技・学力共に優秀な上、その突出した容姿で早くから頭角を現し、クロード・オータン=ララ監督の『肉体の悪魔』(1947)で、一躍その人気を不動のものとした。『肉体の悪魔』の成功によって、その後もコンスタントな主演作に恵まれたジェラール・フィリップは、1953年10月、日本で初めて開催された<フランス映画祭>にも出席。多くの映画ファンはもちろん、日本の名立たる俳優陣からも大歓迎を受けた。以降、『赤と黒』(1954)、『夜の騎士道』(1955)、『戦いの鐘は高らかに』(1956)、『奥様ご用心』(1957)、『モンパルナスの灯』(1958)、『危険な関係』(1959)等々、毎年ごと、その魅力を余すことのなく発揮した作品が公開されたが、続く『熱狂はエル・パオに達す』(1959)の撮影中に体調が悪化。作品は完成に至るも、母国での公開を待たずして36年の短い生涯に幕を閉じた。

今回、ギャラリー・コレクションで公開となるのは、1950年代当時、フランス在住でジェラール・フィリップの熱烈なファンだった方のコレクションからお譲りいただいた『モンパルナスの灯』劇場公開直後の1958年5月に書かれた貴重な全文直筆レターと、『赤と黒』のプロモーション用に撮影されたスタジオ・フォトに、同作劇場公開当時に書かれた直筆サインになります。ジェラール・フィリップが躍動した時代を知らない方々も、機会があれば是非、彼が遺した名作の数々をご覧になってみてはいかがでしょうか。

画像: ★36歳の若さで急逝した、フランス映画界史上 唯一無二の貴公子【ジェラール・フィリップ】による、各種オートグラフを公開。

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