フランソワ・オゾン監督の現場は笑顔が絶えない―映画『私がやりました』主演ナディア・テレスキウィッツが語る
パリの大豪邸で有名な映画プロデューサーが殺された。嫌疑が掛かった若い女優マドレーヌは弁護士の友人ポーリーヌの助けを借り、それを逆手に利用して、一躍人気スターにのし上がる。そこに真犯人を主張するかつての大女優オデットが現れた。映画『私がやりました』はフランソワ・オゾン監督が1930年代のパリを舞台に描いたクライムミステリー作品である。マドレーヌを演じたナディア・テレスキウィッツにインタビューを敢行。現場での監督の様子やオデットを演じたイザベル・ユペールについて聞いた。(取材・文/ほりきみき)