役を自分に近づけるよう福士蒼汰を演出―『湖の女たち』大森立嗣監督インタビュー
映画『湖の女たち』は数多くの小説が映画化されてきたベストセラー作家の吉田修一と、多様なジャンルの話題作、問題作を世に送り出してきた大森立嗣監督が『さよなら渓谷』(2013)以来、10年ぶりにタッグを組んだヒューマン・ミステリー。介護施設での殺人事件を発端に、想像もつかない方向へとうねり出す物語は、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒する。公開を前に大森立嗣監督にインタビューを敢行。作品に対する思いや演出について語ってもらった。(取材・文/ほりきみき)