編集部追記:2019年2月15日に公開された記事を2019年4月1日に一部更新しました
傑作の呼び声!
03:「スパイダーマン:スパイダーバース」
2019年3月8日公開
2019年がマーベル・イヤーと言われるのは「キャプテン・マーベル」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」が公開されるからだけじゃない。何と「スパイダーマン」シリーズが2本、「X-MEN」シリーズも2本公開されるという、本気で大賑わいの年なのだ。
その先陣を切るのが、3月8日に公開されるアニメーション「スパイダーマン:スパイダーバース」だ。これまでコミックに登場してきたさまざまなバリエーションのスパーダーマンが、次元を超えて集結する。まさに夢のスパイダー(ユニ)バースが実現した作品。何より最初に驚くのは、これまでの常識をくつがえす驚異のアニメーション技術。アニメーションだからこそ可能なスピード感とスケール感、そして映像の素晴らしさに驚嘆してほしい。
次に登場するキャラクターの面白さ。舞台は何とピーター・パーカー亡き後の世界!そこにスパイダーマンを葬った巨悪を倒すためスパイダーマンたちが集結する。一番未熟だけど主人公のマイルスをはじめ6人のスパイダーマンたちの個性のぶつかり合いに注目!特にスパイダーグウェンは人気高だ。けれども何よりポイントなのは、アメコミ・ファンでなくても心を打たれる胸アツの物語。正義の心さえあれば誰でもスパイダーマスクをかぶる資格がある、というメッセージは故スタン・リーが最も伝えたかったことだろう。
ソニー・ピクチャーズ配給
04:「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」
2019年6月28日(金)公開
ここでスパイダー・スピリッツをしっかり胸に刻んだなら、夏公開の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が待ちきれなくなるはず。こちらは一昨年の大ヒット作「スパイダーマン:ホームカミング」の続編。ホームのNYから遠く離れたヨーロッパが舞台。というのも高校生のピーター(トム・ホランド)は、夏休み旅行で出かけたヨーロッパで大事件に巻き込まれ、スパイダーマンとして強敵と戦うハメになるのだ。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でもそうだったが、家を離れてどこかに行くたびにトラブルに遭遇するピーターは「ダイ・ハード」並みに運が悪い⁉
ちなみに今回の敵はSFX技術でさまざまなものに成り変われる男ミステリオ。演じるのは、毎回凝った役作りで知られる性格俳優ジェイク・ギレンホール。かなり個性的な悪役ぶりが期待できそう。さらに前作でスパイダーマンを苦しめたヴァルチャー役のマイケル・キートンも再登場。そんな俳優陣ももちろんだが、あのスパイダー・スウィングがヨーロッパのどの街で見られるのか?楽しみすぎて今から興奮MAX。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が日本で世界最速公開決定!新予告編も解禁
ソニー・ピクチャーズ配給
05:「X-MEN:ダーク・フェニックス」
2019年6月公開
もうひとつのマーベル・シリーズ「X-MEN」もすごいことになりそう。こちらは6月公開の「XーMEN:ダーク・フェニックス」に注目!主人公はテレパシーとサイコキネシスの特殊能力を持つミュータント、ジーン・グレイ。宇宙でのミッションが原因で、封じ込められていたダークサイドが制御不能に陥り、彼女の中の“ダーク・フェニックス”が解き放たれてしまう。そのパワーはプロフェッサーXをも凌ぐものすごさ。まさか、あのジーン・グレイが世界を破滅に導くのか⁉ ソフィー・ターナーが魅せるダークヒーローぶりに加え、ジェシカ・チャステインのシリーズ初参戦も話題を集めている。
さらに秋には「X-MEN:ニュー・ミュータンツ」も公開予定。こちらは今の「X-MEN」の次世代メンバーが主人公に。それに伴い出演者もアニヤ・テイラー・ジョイ、メイジー・ウィリアムズらにリフレッシュ!
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