まもなく2019年2月24日(現地時間/日本時間2月25日)に開催される今年のアカデミー賞授賞式。今回は稀に見る大激戦が繰り広げられていると話題ですが、果たしてどの作品、どの俳優に注目すればいいのでしょう?これを読んでおけば、本番が10倍楽しめること請け合いの直前特集をお届けします!注目の見どころは最後のページに記載。すみずみまでチェックを〜!

助演男優賞

本命は「グリーンブック」のマハーシャラ・アリ。彼は二年前の「ムーンライト」でも同賞を受賞済みで、2回目となるが、その彼を止める可能性がありそうなのは、「キャン・ユー・エバー・フォーギブ・ミー?」で主人公の女性伝記作家の旧友を演じるリチャード・E・グラント、あるいは「アリー/スター誕生」でブラッドリー・クーパーの兄を演じたサム・エリオットのベテラン二人。しかし俳優組合賞はやはり「アリー/スター誕生」が受賞となり、逆転は難しそう?

「ブラック・クランズマン」のアダム・ドライバーは初めてのオスカー候補、『バイス』で息子ブッシュ大統領役のサム・ロックウェルは昨年「スリー・ビルボード」で受賞。この枠は『ビューティフル・ボーイ』のティモシー・シャラメが入ると思われていたので、候補自体サプライズ。

助演男優賞候補

サム・エリオット「アリー/スター誕生」

マハーシャラ・アリ「グリーンブック」

サム・ロックウェル(『バイス』)

リチャード・E・グラント(「キャン・ユー・エバー・フォーギブ・ミー」)

画像: 助演男優賞候補

アダム・ドライバー「ブラック・クランズマン」

助演女優賞

この部門は『ビール・ストリートの恋人たち』でヒロインの母役を熱演したレジーナ・キングが本命となっている。批評家賞も総なめで、文句なしといったところだが、なぜかその彼女が重要な俳優組合賞では候補にさえ入らず、何事か?と思われた。ちなみにこの俳優組合助演女優賞は、オスカーの候補5人に入れなかった「クワイエット・プレイス」のエミリー・ブラントが受賞という、不思議な結果に。今年の賞レースはこういう異例のケースが多すぎる?

最多候補「女王陛下のお気に入り」のエマ・ストーンとレイチェル・ワイズはどちらもウィナー経験者。「ROMA/ローマ」のマリーナ・デ・タビラは下馬評にすら出ていなかったサプライズ。その中で『バイス』でチェイニー夫人を巧演するエイミー・アダムスがレジーナの対抗馬だが、彼女もこれが6回目のオスカー候補で無冠という常連。そろそろ受賞したいけど...?

助演女優賞候補

レイチェル・ワイズ「女王陛下のお気に入り」

レジーナ・キング「ビール・ストリートの恋人たち」

マリナ・デ・タビラ「ROMA/ローマ」

(右3)

エイミー・アダムス(「バイス」)

エマ・ストーン「女王陛下のお気に入り」

This article is a sponsored article by
''.