共同監督・脚本を担当した長編映画デビュー作『ミッチェル家とマシンの反乱』(21)がアニメ界のアカデミー賞ことアニー賞で8冠に輝いたジェフ・ロウ。そんなロウ初の長編単独監督作『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』が9月22日(金)より公開される。言わずと知れた「ミュータント・タートルズ」に今のポップカルチャーを盛り込み新たに映画化したロウが、映画公開に先駆け来日し、SCREEN ONLINEのインタビューに応えてくれた。(取材・本文:タナカシノブ/編集:SCREEN編集部)

“ティーンエイジャー”であることを大切にした『ミュータント・パニック!』

―― 10代の頃からアニメが好きとのこと。10代の頃の監督について教えてください。

「ドナテロみたいでした。物静かでネットでアニメについてよく調べていた10代でした」

―― レオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロのようにみんなに愛されたいという願望はありましたか?

「もちろん。そして今もまだ彼らのように葛藤中だよ(笑)。アメリカに限らず、世界に共通することだと思うんだけど、10代ってやっぱりちょっと孤独を感じる時があると思うんです。自分の身体が変化していくし、自意識過剰にもなる。加えて、脳も発達しているからいろいろなことが理解できるようになる。と同時に、人からどう見られているんだろうって気になるようにもなるし。すごくいろいろなことを感じてしまい、さまざまな葛藤をする時期だから、自分と言う存在を人に見てほしい、受け止めてほしいといったみんなが感じることだからこそ、ティーンエイジャーという設定はこのストーリーにぴったりだと思いました」

画像: それぞれのキャラクターの個性を身体的にも反映

それぞれのキャラクターの個性を身体的にも反映

―― カメたちの身長や体格がバラバラというのも、すごくティーンエイジャーらしいというか。『グーニーズ』(85)や『スタンド・バイ・ミー』(86)のような雰囲気も漂っているような気がします。

「例えばレオは真面目で完璧を求めすぎるから、自信を持っていい姿勢をしようとする。それぞれのキャラクターの性格を身体的にも出るようにとは意識していました。でも、もちろん、『グーニーズ』や『スタンド・バイ・ミー』のような作品はインスピレーションとしてありました。セスも『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(07)でティーンエイジャーの物語を描いているし。実写映画でのティーンエイジャーは何かしら、参考になっていると思います。

だからリアルに感じられるというのはあると思います、まさにセスも出演している『フリークス学園』(99-00)みたいなところもあって。カメだけど実際に会ったことあるような人間のキャラクター、ティーンエイジャーのキャラクターを感じられるようにとは意識しながら作っていました」

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