共同監督・脚本を担当した長編映画デビュー作『ミッチェル家とマシンの反乱』(21)がアニメ界のアカデミー賞ことアニー賞で8冠に輝いたジェフ・ロウ。そんなロウ初の長編単独監督作『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』が9月22日(金)より公開される。言わずと知れた「ミュータント・タートルズ」に今のポップカルチャーを盛り込み新たに映画化したロウが、映画公開に先駆け来日し、SCREEN ONLINEのインタビューに応えてくれた。(取材・本文:タナカシノブ/編集:SCREEN編集部)

アニメだけでなく実写作品にも精通!鈴木清順も観るマニアっぷり

―― セス・ローゲンとのお仕事はいかがでしたか?

「本当に本当に最高でした。ユーモアがあるし、頭もめちゃめちゃキレるし、映画が大好き。映画に対しての思い入れが強くて、いいものを作りたいという気持ちがすごくあるんです。年齢も近いし、趣味もにとても似ているので、同じようなものを見て育った兄弟のような感覚です」

―― 日本のアニメが大好きとのこと。本作にも「進撃の巨人」や「呪術廻戦」などの影響が見られるシーンがありますが。

「『進撃の巨人』は完全にセスの好み。彼は大ファンだからね(笑)。五条先生のマークが入った棒が登場するのは、美術さんがファンだったから。今回は僕の好きなアニメは入っていないけれど…。もし次があるならぜひ入れたいなって思っています」

画像: 巨大なクリーチャーは「進撃の巨人」からの影響?

巨大なクリーチャーは「進撃の巨人」からの影響?

―― 観てきたのは日本のアニメが多いのでしょうか?

「アメリカのアニメよりも海外のアニメをよく観ていました。日本ならスタジオジブリ作品も大好きだし、フランスのアニメーションも大好き。アメリカはまだまだ追い付かなきゃいけない部分があると個人的には思っていて。今、ちょうど変わろうとしている時だと感じています。もちろん、アメリカのクラシックの名作『The Iron Giant』とかも大好きだけど、インスピレーションを見出そうとする時には、アニメだけでなく、実写作品もたくさん観ます。どちらかというとクラシック映画が好き。日本なら鈴木清順監督作品などをよく観ます」

―― アニメが大好きと伺っていたので、鈴木清順監督の名前が出るとは!

「好きな監督は、アンドレイ・タルコフスキー、ジャン=リュック・ゴダール、アニエス・ヴァルダ。日本なら是枝裕和が本当に大好きで、一番好きな作品は『万引き家族』(18)です。ウォン・カーウァイの『恋する惑星』(94)、『花様年華』(00)が特に好きです。みんな大好きだけど、僕の一番はデイヴィッド・リンチ。『マルホランド・ドライブ』(01)は最高です!」

―― 今回、タートルズの師匠で拳法の達人・スプリンター先生の声をジャッキー・チェンが務めています。ジャッキーも大好きとおっしゃっていましたが、好きな作品はありますか?

「『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(85)です。今回、リモートだったけれど、アフレコで作品と向き合う姿勢を目の当たりにして、本当に素晴らしい役者だと思いました。いちファンとしても、とてもリスペクトしています」

ジェフ・ロウ Jeff Rowe

画像: 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』ジェフ・ロウ監督来日インタビュー

1986年7月9日、イリノイ州ホームタウン生れ。「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」(12~16*参加は14~16)や「魔法が解けて」(18〜*参加は18~19)の脚本を担当。共同脚本・共同監督を務めた長編デビュー作『ミッチェル家とマシンの反乱』(21)はアカデミー賞アニメ映画賞にノミネートされ、アニメ界のアカデミー賞といわれるアニー賞で8冠を達成した。

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』
9月22日(金)全国ロードショー
配給:東和ピクチャーズ
© 2023 PARAMOUNT PICTURES.TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES IS A TRADEMARK OF VIACOM INTERNATIONAL INC.

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