今度の年末、話題を呼ぶのはファンタビだけではありません。巨匠ジェームズ・キャメロンの新作から、早くもアカデミー賞有力と呼び声の高い作品まで、必見の正月映画を先取り!

編集部追記:
2018年8月13日に公開された記事を12月10日に最新版情報に更新しました。
(『アリータ:バトル・エンジェル』の公開日が、2018年12月21日から2019年2月22日に変更されました。)

01:「ヴェノム」

マーベル・スタジオの新ユニバースが始動

画像: マーベル・スタジオの新ユニバースが始動

メガヒットした「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に続き、今夏は“MCU”の記念すべき20作目『アントマン&ワスプ』を送り出すマーベル・スタジオ。そして年末には“MCU”とは別路線の、新たなるユニバースが始動する。

トム・ハーディが異色のアメコミ・ヒーロー役に初挑戦

今度の主人公はマーベル・コミック史上、最も謎めいたヴィランにして、スパイダーマンの宿敵として知られるヴェノム。正義感の強いジャーナリストの青年エディが地球外生命体に寄生され、ヴェノムとして覚醒し、異色のダークヒーローとなるまでが描かれていく。主演を務めるのは「レヴェナント:蘇えりし者」でアカデミー賞候補に挙がったトム・ハーディ。当初の12月公開予定から前倒しとなり、11月に公開決定。

2018年11月2日公開
ソニー・ピクチャーズ配給

02:「シュガー・ラッシュ:オンライン」

冒険の舞台はゲームからインターネットの世界へ

画像: 冒険の舞台はゲームからインターネットの世界へ

人間が知らないゲームの裏側の世界を舞台に、悪役なのにヒーローになりたいラルフと孤独な少女ヴァネロペの冒険と友情を描いたディズニー・アニメーション「シュガー・ラッシュ」の最新作。前作ではアーケードゲームの世界をハチャメチャにした二人が、今度はインターネットの世界で予測不能の冒険を繰り広げていく。

画像: ネットの世界だからこそディズニープリンセスの夢の競演が実現

ネットの世界だからこそディズニープリンセスの夢の競演が実現

監督を務めるのは、前作や「ズートピア」を手がけたリッチ・ムーアと、両作で脚本家としてコンビを組んでいたフィル・ジョンストン。前作では『スーパーマリオ』『ストリートファイター』など有名ゲームのキャラクターたちの出演が話題を呼んだが、今回はディズニープリンセスが作品の垣根を超えて夢の競演。

2018年12月21日公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン配給

03:「アリー/スター誕生」

不朽の名作が現代の歌姫によって生まれ変わる

画像: 不朽の名作が現代の歌姫によって生まれ変わる

名匠クリント・イーストウッドのもとで「アメリカン・スナイパー」の主演・製作を務め、“イーストウッドの精神を継ぐ映画作家”と期待される、アカデミー賞常連俳優のブラッドリー・クーパー。その初監督作品は、師であるイーストウッドもかつて映画化を熱望していた「スター誕生」。不朽の名作が舞台を現代に移して新たに生まれ変わる。

画像: 難病で休養中だったレディ・ガガが女優としてカムバック

難病で休養中だったレディ・ガガが女優としてカムバック

スターを夢見る女性歌手アリーの栄光と挫折、人気スターとのドラマチックな愛を紡いだ物語。“歌姫”レディ・ガガが映画初主演を務め、自らの人生とも重なるような、歌に人生をかけた主人公の姿を迫真の演技と魂の歌声で表現する。批評家からの注目度も高く、早くもアカデミー賞有力候補との呼び声も。

2018年12月21日公開
ワーナー・ブラザース映画配給

04:「グリンチ」

イルミネーション最新作の題材は〝クリスマス〞

画像: イルミネーション最新作の題材は〝クリスマス〞

大人気キャラクター“ミニオン”を生み出し、「ペット」「SING/シング」などヒット作を連発するイルミネーション・エンターテインメントの最新作は、偉大な絵本作家ドクター・スースの名作『グリンチ』の映画化。主人公グリンチの声優として英国の人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが参加している。

画像: 幼少期のグリンチ(ベイビーグリンチ)は超キュートだったのに……?

幼少期のグリンチ(ベイビーグリンチ)は超キュートだったのに……?

幼少期は可愛らしかったのに、オトナになって超ひねくれ者になり、村人たちにいじわるをして楽しむようになったグリンチ。村のみんなが大好きなクリスマスを盗もうと彼が思い立ったことで、大騒動が巻き起こる。クリスマスの物語の定番として半世紀にわたって愛され続ける物語がイルミネーションによってどう生まれ変わるのか期待大。

2018年12月14日公開
東宝東和配給

05:「アリータ:バトル・エンジェル」

「タイタニック」の巨匠ジェームズ・キャメロンが15年の構想期間を経て放つビッグ・プロジェクト

画像: 「タイタニック」の巨匠ジェームズ・キャメロンが15年の構想期間を経て放つビッグ・プロジェクト

「タイタニック」(1997)「アバター」(2009)など映画の歴史を塗り替えるメガヒット作を世に放ち続ける巨匠ジェームズ・キャメロン。彼が脚本・製作を手がけた新作は、SF漫画の最高峰として語り継がれ、世界15の国と地域で翻訳されている木城ゆきと原作による日本の漫画「銃夢(ガンム)」の映画化。原作に惚れ込んだキャメロンが、15年もの構想期間を経て放つビッグ・プロジェクトだ。

画像: 意識を失ったサイボーグの少女アリータが目を覚ますところから物語が始まる

意識を失ったサイボーグの少女アリータが目を覚ますところから物語が始まる

物語の舞台は数百年先の未来。〝アイアン・シティ〞のスクラップの山の中で、サイボーグの少女アリータ(ローサ・サラザール)が意識を失った状態で発見される。目を覚ましたアリータは自分の過去も、世界についての記憶も一切ない。わかっているのは、自分に並外れた戦闘能力があることだけ。自らの出生の秘密を見つけるため、そして世界を腐敗から救うため、少女アリータの旅が始まる。

画像: アリータの姿はすべてモーションキャプチャーによるCG

アリータの姿はすべてモーションキャプチャーによるCG

原作漫画をリスペクトする製作陣のこだわりで、アリータの姿はすべてモーションキャプチャーによるCGが駆使され、より原作に忠実な姿で描かれる。彼女を囲んで、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリという、いずれもオスカー受賞の名優たちが共演しているのも話題だ。監督は『僕の脚本を生かしつつ彼自身の作品にした』とキャメロン自身が太鼓判を押すロバート・ロドリゲス。今年は「レディ・プレイヤー1」「犬ヶ島」など日本カルチャーを取り上げた映画が続いているが、今年最後にいよいよ〝日本文化×ハリウッド〞の大本命が登場することになる。

画像: 脚本・製作を手がけたジェームズ・キャメロン(左)と監督のロバート・ロドリゲス

脚本・製作を手がけたジェームズ・キャメロン(左)と監督のロバート・ロドリゲス

2019年2月22日公開予定
20世紀フォックス映画配給

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