いま最も輝いているスターは誰?昨年最も良かった映画は何?映画ファンが自らチョイスしたベスト・スター、ベスト・ムービーを発表する、年に1度のお祭り『SCREEN映画大賞』の発表です!
今回は男優部門。あなたのお気に入りの彼はランクインしているかな?

5位:ジョニー・デップ(264票)

鳥肌が立つほどの悪役で新生面を開拓

Wu Wei/VCG via Getty Images

昨年に続き5位をキープしたのはジョニー・デップ。月間BEST10では名前が消えた月もあって心配していたが、さすがジョニー様。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、当たり役『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウとはまったく違った黒い魔法使い=グリンデルバルドを圧倒的な存在感で演じて健在ぶりをアピール。

読者からのコメント

『「ファンタビ」の悪役でもやはりジョニーはカッコ良かった』(男性・16歳)

『「ファンタビ」の演説シーンはカリスマ性がありすぎて、本当に説得されそうになります』(女性・28歳)

『これからもいろいろな役に挑戦してほしい』(女性・63歳)

2018年主な出演作:「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

4位:コリン・ファース(279票)

アクションもコミカル演技もイケる英国紳士

Samir Hussein/Samir Hussein/WireImage/Getty Images

英国俳優人気No1を保持しつつも、コリン・ファースは昨年と同じく4位に。2018年1月に『キングスマン:ゴールデン・サークル』で盛り上がったものの、以後は脇役出演の『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』が8月に公開されただけ。ファンとしては、ちょっと物足りなかったかも?

読者からのコメント

『「キングスマン:ゴールデン・サークル」のスタントが凄かったし、スーツ姿もカッコイイ』(女性・21歳)

『彼に出会って映画が大好きになりました』(女性・32歳)

『「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」のコリンは可愛かった』(女性・20歳)

2019年最新作:「喜望峰の風に乗せて」

3位:ヒュー・ジャックマン(349票)

演技も歌も一流のグレート・アクター

Dave J Hogan/Dave J Hogan/Getty Images

3位はヒュー・ジャックマン。2017年にはヒットシリーズ『X-MEN』で演じ続けた人気キャラクター“ウルヴァリン”に別れを告げて、『レ・ミゼラブル』以来5年ぶりに挑んだ本格的ミュージカル『グレイテスト・ショーマン』の威力は絶大。そう。アクション・ヒーロー=ウルヴァリンでスターの認知を受けたヒューだけど、本来は歌もダンスも演技もお見事なミュージカル俳優。その持てる技をすべて出し切った『グレイテスト・ショーマン』には誰もが魅了されっぱなしだった。2019年2月『フロントランナー』も公開され、演技派としての実力をご堪能あれ! 

読者からのコメント

『「グレイテスト・ショーマン」では彼の歌声に何度も泣かされました』(女性・23歳)

『カッコいいだけでなく演技が上手』(女性・40歳)

『「グレイテスト・ショーマン」での感動を盛り上げてくれたのは、ヒューの熱演あってこそ』(男性・26歳)

2019年最新作:「フロントランナー」

秘話炸裂「フロントランナー」ヒュー、再び実在の人物を熱演!

2位:エディ・レッドメーン(408票)

待ってました!のニュート役で人気再沸騰

Samir Hussein/Samir Hussein/WireImage/Getty Images

人気シリーズを強い味方にして第2位を獲得したのがエディ・レッドメーン。『ハリー・ポッター』シリーズのマインドを受け継ぎつつ、より斬新な映像を駆使してノスタルジックな魔法世界を描いたシリーズ第2弾『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。その主人公を演じたエディは、持ち前のチャーミングな人柄に『博士と彼女のセオリー』で披露したアカデミー賞主演男優賞受賞の演技力をプラスして一気にスターとしての地位を確保した感ありだ。このシリーズはまだまだ続くから、エディが再び1位の座を獲得する日も夢じゃない。

読者からのコメント

『チャーミングな笑顔がとっても素敵で、すっかりファンになりました』(女性・25歳)

『ファン・ナイトにも参加しましたが、素顔に触れてますます好きに!』(女性・21歳)

『映画を見ていると彼の優しさや上品さが伝わってきます』(女性・15歳)

2018年主な出演作:「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

1位:トム・クルーズ(601票)

3年ぶりに王座に返り咲いたキング・オブ・キングス

Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images

まさにハリウッドの頂点に輝くトップ・スター!そう絶賛しちゃうのが、ダントツ1位を獲得したトム・クルーズ。2018年の本誌で毎月発表していたスターランキングでの1位獲得は1回だったものの、年間BEST10ではきっちり1位を獲得。22年の間に6作を数える大・大人気シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は期待を裏切らない、いや予想を遥かに超えたエキサイティングな仕上がりと完成度には世界中が大興奮だった。

読者からのコメント

『「フォールアウト」のアクションには脱帽です。ケガを押しての撮影、すごいです』(男性・67歳)

『なぜその年でいつまでも元気でカッコいいの?』(男性・53歳)

『彼が頑張る姿は尊敬に値する』(男性・45歳)

『肉体の限界に挑める本物の大スターは、もうトムしかいなくなってしまった』(女性・27歳)

『同年代ですが、彼の頑張りにはいつも励まされます』(男性・58歳)

2018年主な出演作:「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

ちなみに、気になるのが昨年の年間BEST10では7位にランクインしていたタロン・エガートンの圏外落ち。2018年の初めには『キングスマン:ゴールデン・サークル』、11月には『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』の2作が公開されているのだが、その間に“『キングスマン』の続編を降板か?”のニュースが飛び交ったのが原因か?少々低迷気味、とはいえ、伝説のヒーローであるロビン・フッドを演じた『ロビン・フッド』も音楽界の鬼才エルトン・ジョンを熱演した『Rocket Man』も2019年には公開予定だから、返り咲きは大いに期待できる。

そして、同じようにBEST10入りの可能性ありの若手がトム・ホランド。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で正式にアベンジャーズの仲間入りを果たしたスパイダーマンを初々しくも凛々しく演じたトム。その勇姿が『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月公開予定)と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年夏公開予定)で観られるのだから、“トム・ホランド旋風”が巻き起こるのは間違いなし。

スクリーン本誌2019年4月号では、30位まで一挙公開中。ご興味ある方はぜひ。

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